所ジョージ70歳、これまでの愛車は80台超え 『世田谷ベース』で語るオリジナルカスタムのこだわり
タレントの所ジョージさん(70)が、事務所兼ガレージである『世田谷ベース』で、愛車の思い出を振り返るとともに、オリジナルカスタムのこだわりを明かしました。
自他ともに認める“芸能界の車王”である所さん。私生活で車遊びを楽しんでいる姿を雑誌、テレビ、動画配信など様々なメディアで公開。また、20年前、事務所新設のために更地を手に入れ、自分のアイデアを生かして事務所兼ガレージである『世田谷ベース』を建てました。
所さんが登場すると、早速18歳の時の初めての愛車だという『トヨペット コロナ 1900SL』についてのトークに。「その頃はちまたでは“ハコスカ”とか“セリカ”とかそういう時代に、半端な『コロナ 1900SL』に乗ってた。その頃はホイールなんてたいして売ってないから、鉄チンを加工して広げて。太いタイヤいれて車高下げて。その頃はまだドアミラーとか禁止だから、ドアミラーにしてると整備不良ですって」と、初愛車からオリジナルカスタムを行っていたことを明かしました。
■事前リサーチでは愛車84台も「全然足んないと思うそれじゃ」
これまでの愛車の台数は覚えていないという所さんですが、事前リサーチで判明した所さんの愛車は全84台。アメリカ車33台、欧州車29台、日本車22台と、多種多様な車を所有していたといいます。
そんな所さんですが「全然足んないと思うそれじゃ。みんな知らないのもあるんだもん。あと改造しているうちに売っちゃった車もある」と、実際には84台では収まりきらないという遍歴を明かしました。
また、思い出のカスタムカーもあるそうで『シボレー カマロ(2代目)愛称:サメカマ』についての話題に。「サメカマね。今だとサメカマ人気あるけど、『カマロ』と『ファイアーバード』って、多分デザイナーが同じなんだよ、似てんの。もう『トランザム』にしちゃおうと思って。顔だけ変えればいいと思ったら全然違うの。買ってもってきたら全然違うじゃんって。ボンネットとフェンダーも買って、全部前を『トランザム』にしたの。だって安いと思っちゃったんだよ。顔は名古屋とか愛知のあっちの方で、15万ぐらいで売ってたんだよ。送ってもらうのに、1万いくらぐらいでこっち来んだよ。今の配達のシステムとかすごいなって思って。持ってきたらつかないねって。そっからフェンダーとボンネットといろいろ買い込んで、そしたらもう『トランザム』だったね」と、衝撃のカスタムについて明かしました。
■「全部が素晴らしい」と絶賛の『シボレー コルベット(C2)』

『シボレー コルベット(C2)』 日テレNEWS NNN
この日、世田谷ベースに保管されていた車は全部で11台。そのうちの1台は『シボレー コルベット(C2)』です。1963年に登場した2代目モデルで、一見オリジナルのままに見える車ですが、ブレーキや足回り、エンジンなどあらゆる箇所が現代の技術でブラッシュアップされてるといいます。
デザインについて「こういうラインも全部まっすぐなんだよ。普通、ちぐはぐするんだよ。世界一かっこいいC2なの。ホイールも1インチ上がってるんだけど、ただこのホイールにしないと、いいタイヤ履けないんだよ。いいタイヤ履きたいから、どうしてもホイール大きくなっちゃうね」と語った所さん。
10年以上所有しているといいますが、お気に入りポイントについては「全部が素晴らしい。あと、何もしてないのがいい。よくみなさんメッキしますけど、ああいう“やってるでしょ感”はいらないの」と絶賛しました。
■思わず「かっこいい」と語る愛車『ポンティアック ファイアーバード トランザム』
そして、エンジンの調整がいいと語る『ポンティアック ファイアーバード トランザム』です。1970年に登場した2代目モデルで、ファイアーバードの最高級グレ―ドということもあり、排気量7.5リットルエンジンを搭載。最高出力は500馬力を超えるといいます。
「『トランザム』はいつも(世田谷ベースに)あるの。ガソリン車が燃えてるんじゃなくて、石油ストーブが燃えてる感じ」と、エンジンの特徴を語った所さん。エンジンを実際にかけると、思わず「かっこいい」と語ってしまうほど、心を奪われている様子を見せました。
■日本車の思い出
所さんといえば、アメリカ車の印象がありますが、メーカーを問わず、様々な日本車も所有。初の愛車『トヨペット コロナ 1900SL』の次に所有していたというのが『クラウン』の白のハードトップだといいます。
思い出があるそうで「後輩2人連れて日光に行こうなんていって日光連れていった思い出がある。その頃ナビがないから、“あっち行けば日光だろう”って言って、日光まで行ってお土産買いに行こうって言って、いろんなの買って帰りは夕方・夜なのね。利根川だかなんだかを越えなきゃいけないじゃん。ところが、月があっちだから所沢あっちだろ、なんて言って、利根川の土手に入ったら、あそこに橋があるなって行くと橋の下なんだよ。どうやればこの利根川越えられるんだろうって。クラウンでうろちょろした思い出がある」と当時を振り返りました。
また、20代の時、所さんが所有していたというのが『日産 サニー(ロケットサニー 左ハンドル)』と『日産 サニートラック』です。
強いこだわりはなく購入したという2台ですが「サニトラは2台買って、かみさんがオートマのほうがいいなって言うから、そのころサニトラでオートマチックなかったの。ところが韓国にあったの。だから韓国からミッションだけ取り寄せて、かみさんのはオートマチックにして。かみさんのは黄色で、俺のはグリーンだったかな、夫婦で持ってたの」と語りました。
さらに、それの前に乗っていたという『ロケットサニー』についてのトークに。「浦和の方にうちの知り合いが10台輸入したんだけど、ダッサいから誰も買わないっていって困ってたの。じゃあ俺1台買ってやるよって言って。20万とか30万ぐらいで左ハンドルのロケットサニー買って、シャコタンにして」と語った所さん。
短いスパンで乗り換える理由については「イジくりたくなるじゃん。出来上がると“もういらないや”になっちゃうんです」と語った所さん。「だって『ブルーバード』は8万円で買ったのに、オーディオが30万とか40万してたもん。だからオーディオのオプションに車がついてるだけ」と語りました。
■所さんが現在所有する唯一の日本車『日産 フロンティア』

『日産 フロンティア』 日テレNEWS NNN
所さんが現在所有する11台のうちの、1台が日本車だといいます。それが『日産 フロンティア』。1997年に登場したコンパクトピックアップトラックで、ダットサントラックの北米仕様。低価格でありながら、エンジン性能や乗り心地で高評価を受けた車だといいます。
所さんは「150万で買ったやつをキレイにしたの。半端なこのサイズは売ってないよ。なかなか手に入らない。アメリカから探したんだけど、でかいか小さいか、縦かになっちゃう。このいいサイズないんだよ」と語りました。
また、荷台には消火器を積んでいるといいますが「誰かが車燃えちゃったなんていうときに消してあげようと思って。『所さん助かるわ』って言われたい。これ69(年代)のカマロのハンドルなの。69のカマロのハンドルが大好きだから何本も買ってあるの。必ずこれにしちゃうの。コルベット(C2)もこれよ、69のカマロ(のハンドル)。元々についてるコルベットのハンドルダッサいのよ。みなさんノーマルとか珍重してるけど、いらないよダサい物は世の中に。あと、ヘッドレストのかっこいいこと。これは、私が塩ビとか新聞紙で全部作って、それを持って行って、これと同じもの作ってもらった。じゃないと伝わんないから」と、こだわりを明かしました。
■所さんにとっての“陸の王様”は『メルセデスベンツ』

『メルセデス・ベンツ GL63 AMG』 日テレNEWS NNN
所さんが最も多く所有してきたと語るのが、メルセデスベンツ。事前リサーチでも15台の所有歴が確認できたといいますが「ベンツこんなもんじゃないよ。『63』が今現行で7台ぐらいあるもん。すごい発言しちゃった、所さんはアメ車のイメージがあるのにね」と冗談交じりに語った所さん。
その中での1位を聞かれると「MLだね。もうML絶版なっちゃったけど、MLは陸の王者だね」と即答。
所さんが歴代最高のベンツと語るのは、かつて所有していた『メルセデス・ベンツ AMG ML 63』です。そもそもMクラスは、ベンツが初めて街乗りを意識して開発したSUV。世界的なブームが訪れたことで、SUVのラインアップが拡大し、GLEへと移行されています。
MLの最高ポイントについては「峠なんかは陸の王者。MLはかみさんが初代からずっと変わるたびに乗ってるね。うちの奥さんが王様に乗ってもらわないと。途中なんかね、GLに変わったとき“でかいんですけど”って言ってたけどね。ダメあなたこれ乗んなきゃだめって」と、MLへの愛を語りました。
(11月8日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』を再構成)