動力源は原子炉:ロシアが開発した世界初の原子力巡航ミサイル「ブレヴェスニク」とは?

ロシアがとんでもない新型兵器を開発

ロシアがとんでもない新型兵器を開発, 「空飛ぶチェルノブイリ」, トランプ米大統領が方向転換, 対空防衛・ミサイル防衛システム, およそ15時間も飛行, 自画自賛するプーチン大統領, 新世代の大陸間・極超音速ミサイル開発, 目的は「世界の戦略的バランス」, ロシアの開発力を疑っていた西側諸国, 「ユニークな兵器」

ウクライナ和平が完全に行き詰まり、ロシアびいきのトランプ米大統領までもが対露制裁を発動する一方、欧州のNATO加盟国にはロシアのドローンが飛来するなど、ロシアと西側諸国の緊張は高まるばかりだ。

そんな中、ロシアのプーチン大統領は原子力で飛行する巡航ミサイル「ブレヴェスニク」の発射実験に成功したと発表。今後は配備に向けて取り組むと主張した。CNN放送が伝えている。

「空飛ぶチェルノブイリ」

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ブレヴェスニクは小型の原子炉を動力源とする巡航ミサイルであり、飛行の過程で排気ガスとして放射性物質を撒き散らす可能性があるため、専門家らからは「空飛ぶチェルノブイリ」と呼ばれている。『ガーディアン』紙が報じた。

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トランプ米大統領が方向転換

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ブレヴェスニクの実験が10月21日に行われたというのは注目すべきことだ。なぜなら、ほぼ同じ時期に、ハンガリーで開催される予定となっていた米露首脳会談が中止され、それまでロシア寄りの立場を取っていたトランプ米大統領が手のひらを返してロシア石油大手に対する制裁措置を発表したためだ。

対空防衛・ミサイル防衛システム

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一方、ロシア国営タス通信によれば、ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は今回の発射試験について、ブレヴェスニクは「対空防衛・ミサイル防衛システムを回避する能力が高いことが示された」と述べたという。

およそ15時間も飛行

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同参謀総長いわく、ブレヴェスニクはおよそ15時間にわたって、1万4,000キロメートルを飛行したとのこと。

自画自賛するプーチン大統領

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実験成功を受け、プーチン大統領は「この兵器の使い道について可能性をさぐり、配備のためのインフラ整備をはじめる」必要があるとコメント。ブレヴェスニクのような兵器は「世界中を見渡しても、どの国にもない」と自画自賛した。

   

画像:Burevestnik missile/YouTube

新世代の大陸間・極超音速ミサイル開発

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ブレヴェスニクの開発プロジェクトは新世代の大陸間・極超音速ミサイルを開発する取り組みの一環として、2018年3月にプーチン政権が発表していた。

目的は「世界の戦略的バランス」

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ロシア国営RIAノーボスチ通信によれば、プーチン大統領はブレヴェスニク開発計画を発表した当時、「今後数十年にわたって世界の戦略的なバランスを保つこと」が目的だと語ったとされる。

ロシアの開発力を疑っていた西側諸国

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しかし、ブレヴェスニクの実験は失敗を繰り返していたことから、西側諸国ではロシアの開発力を疑う専門家も多かったという。BBC放送が伝えている。

「ユニークな兵器」

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その一方で、米空軍の国立航空宇宙情報センターは2021年に行われた報告の中で、「原子力巡航ミサイルが完成すれば、ロシアは大陸間を射程に収めるユニークな兵器を手に入れることとなる」と指摘していた。

今回、ブレヴェスニクの実験が成功したことで、ロシアは「ユニークな兵器」の実用化に向けて、大きく前進することになったと言えるだろう。

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