逮捕の女「被害者の夫に子育ての苦労をわからせたかった」名古屋市主婦殺害
26年前、名古屋市のアパートで女性を殺害したとして女が逮捕された事件。女が、「被害者の夫に子育ての苦労をわからせたかった」という趣旨の供述をしていたことが、新たにわかりました。
■悟さん「ひどいことをした覚えがない」
高羽悟さん。26年前、妻を殺害した犯人をいつか立ち会わせるため、現場となったアパートを借り続けてきました。
1999年11月。愛知県名古屋市のアパートで、当時32歳だった高羽奈美子さんが刃物で襲われ、殺害された事件。

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逮捕は、26年がたとうとしていた時でした。
高羽悟さん
「そんな風な女性には見えなかった。いまだに…何があったんだろうと」
逮捕されたのは、安福久美子容疑者(69)。
高羽悟さん
「妻を殺されるほど、ひどいことをした覚えがない」
■事件の5か月前、部活のOB会で再会

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今も残る最大の謎が、事件の動機。
捜査関係者によると、安福容疑者は悟さんについて、このような趣旨の供述をしているといいます。
安福容疑者
「女性や子育てに関する考えが嫌いだった。子育ての苦労をわからせたかった」
どういうことなのか?
高校の同級生だった悟さんと安福容疑者。部活も同じで、悟さんは安福容疑者にラブレターを渡されるなど、好意を寄せられていたといいます。

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卒業後は、それぞれ別の大学へ。するとある日。部活の練習中、悟さんの元へ安福容疑者が突然やってきたといいます。
高羽悟さん
「『こんなことされたら困る』と僕が言ったと思う。シクシク泣き出した」
その後、悟さんは奈美子さんと結婚。約20年、安福容疑者と連絡をとることはありませんでしたが、事件の5か月前、部活のOB会で再会します。
高羽悟さん
「『仕事しながら結婚もしてるから家事も仕事も大変』、明るい感じで(話していた)」
■悟さん心境「全くすっきりしない」

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夫と子どもと暮らしていたという安福容疑者。関係者によると、事件の約10年前に長女を亡くし、事件当時は2人の子どもを育てていたといいます。
警察は、安福容疑者がOB会での会話をきっかけに、事件を起こした可能性があるとみていますが…。
悟さんはOB会について、「あいさつ程度しかしておらず、否定的な発言はしていない」と話しています。
──逮捕から約1か月の心境は?
高羽悟さん
「全くすっきりしない。途中で供述もおかしなことを言っていた。どうしてそんなことを言うのかなと。彼女が何を考えているのか、よくわからない。逮捕されたらもっとすっきり、いろいろな動機がわかると思ったけど。26年待ったから、ガタガタ急いでも仕方がない。何年でも待つ。しっかり捜査してもらいたい」