「今戦争をすれば習近平が笑う」米イラン空爆が“危険な選択”になり得る理由

引用:米空軍

米国が中東に大規模な戦力を集結させる中、イランとの衝突の可能性が再び高まっている。実際に攻撃が始まった場合、どのような結果が出るかは依然として不確実だという分析が出ている。

米軍事専門メディアのウォーゾーン(TWZ)は26日(現地時間)、米国がイランを相手に大規模な空中戦を展開する場合、核施設の破壊から政権崩壊まで様々な目標が挙げられているが、作戦目的自体が明確でないと指摘した。TWZは今回の作戦が20年ぶりの最大規模の初期軍事作戦になる可能性があるが、成功を保証するのは難しいと評価した。

空軍力だけでイランの核プログラムを完全に排除するのは容易でない。核施設だけを限定的に攻撃する場合、効果が制限される可能性があり、軍事力と防衛産業基盤を同時に破壊するには長期空中戦が必要だ。政権交代のシナリオはより大きなリスクを伴う。イラン最高指導者と指導部を排除した後、権力の空白が発生すれば内戦やイスラム革命防衛隊(IRGC)の権力掌握の可能性も排除できない。地上軍投入の可能性が低い状況で空軍力だけで体制変化を誘導する戦略は現実性が低いとの評価だ。

引用:米空軍

TWZは米国が対イラン攻撃に乗り出す場合、イスラエルの大規模な参加が必須である可能性が高いと分析した。イスラエルは戦闘機数百機と特殊弾薬、情報資産を提供でき、米軍の空中給油支援が組み合わされば攻撃効率が大幅に向上する。

イスラエル情報機関モサドのイラン内部侵入能力も重要な変数だ。過去、イスラエルはイランの防空網を攻撃する際、地上要員が自爆ドローン(無人機)と誘導兵器を活用して防空施設を直接攻撃した。TWZは類似の作戦が再び行われる可能性があると分析した。核施設や地下施設を破壊するために特殊部隊を投入する可能性も挙げられている。

引用:ウォーゾーン(TWZ)

TWZはイランの短距離弾道ミサイルと巡航ミサイル、自爆ドローンの戦力を最大の脅威として挙げた。特に湾岸地域の米軍基地を狙った短距離ミサイルは相当数が残っていると評価されている。これらの武器はトラックに搭載して分散配置できるため、探知と破壊が難しい。発射後すぐに移動する戦術も可能だ。TWZはイエメン・フーシ派の限られた武器さえ長期間追跡するのが難しかったとし、イランの大規模ミサイル戦力を空中戦だけで排除するのは非常に難しいと指摘した。

イランは数千発規模のミサイルとドローンを保有していると評価されている。この戦力は湾岸地域の米軍基地と同盟国施設を同時に攻撃できる。空母も安全地帯ではない。イランは長距離対艦ミサイルとドローン、コンテナ型発射体など様々な方法で海上攻撃能力を発展させてきた。戦争が拡大すればホルムズ海峡を封鎖する可能性もある。

TWZは全面戦争が勃発した場合、イスラエルの防空網が大きな圧力を受ける可能性があると分析した。昨年の衝突で米国とイスラエルはペトリオット、THAAD、SM-3迎撃ミサイルを大量に使用した。これらの迎撃ミサイルは生産に数年かかる高価な武器だ。長期戦が続けば負担が急激に増加する可能性がある。米国はすでにウクライナ戦争と中東作戦で相当な弾薬を消耗した状態だ。TWZはイランとの戦争が単なるコストの問題ではなく、中国との衝突可能性に備えた戦力維持にも影響を与えると分析した。

TWZは特に今回の危機で最大の疑問として「なぜ今戦争を選択しなければならないのか」という質問が残ると指摘した。また交渉が失敗した場合、米国が大規模な空中戦という選択肢を実際に実行する可能性があると展望した。

読まれています

  • 【戦争目前】米軍の軍事行動が異常加速――ベネズエラで航空便が次々停止、攻撃は“数日内”か
  • 「トランプ、結局戦争を起こすのか?」米軍事行動迫る中、FAAが“上空飛行注意報”発令!
  • 「核交渉と全面戦、同じ時計が動いている」イランが直面した選択の構造
  • お金がなくて白ご飯だけ注文した学生に店主がラーメンを提供…その後の感動的な展開にネットが涙
  • 「人としての基本が欠如」杖をつく高齢者を放置して走り去ったタクシー運転手にSNSで怒りの声