かぐわしく、ほっこりと。神楽坂の和紅茶専門店「KAGUWA」で過ごす癒しの時間
やさしい味わいと、国産という安心感から注目されている和紅茶。まだまだ量が少ない希少なお茶ですが、その和紅茶を飲み比べできるのが、神楽坂にある和紅茶専門店「KAGUWA(かぐわ)」です。隠れ家のような空間で季節の和菓子と一緒に、癒しのひとときを過ごすのにぴったりのスポットです。

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東京メトロ・神楽坂駅から歩いて2~3分。坂の中ほどから少し入った路地の一角に、ひっそりとあるのが2025年10月にオープンしたばかりの和紅茶専門店「KAGUWA」です。 “香りを設計する”をテーマに設えた店内は、やわらかなトーンの白一色。足を踏み入れると一瞬、背筋が伸びるような心地よい緊張感に包まれます。古い街並みと石畳、和洋と新旧が交互に現れる多様さが魅力の神楽坂ですが、静寂に包まれた店内に表の喧騒は届いてきません。昼下がりから夕刻のひととき、静かなティータイムを過ごせますよ。

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和紅茶とは、日本国内で栽培された茶葉を使い、国内で製造された紅茶のこと。茶葉のセレクトと買い付けを行っている代表の楢橋亮(ならはら・りょう)さんは、外資系コンサルティング会社から転身した経歴の持ち主。ちょっと変わっているように思えますが、じつは小さいころからお茶に親しみ、学生時代は紅茶専門店でのアルバイトやスリランカ留学、国内外の茶園を訪ねるなどして、「いつか、人に感動を与えるティールームを開きたい」と思っていたのだそうです。

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その後、英国のUK Tea Academyが発行するティーソムリエ資格を取得。茶葉のセレクト、インテリア、茶器のひとつひとつにこだわりつくし、長年の夢が実現したのがこのお店。 「日本の紅茶は海外産に比べ香りがやわらかく、花や果実のような繊細な香りと味わいが特徴です」と楢原さん。渋みが少ないため、紅茶があまり得意でない人にも好まれるのだそうです。 店内では、楢原さん自身が全国各地の生産地に足を運び、厳選した和紅茶の飲み比べを楽しむことができます。

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カウンター席に座ると、ワイングラスで提供されるのが、ウェルカムドリンクのアイスティー。一晩かけて水出しで抽出したお茶は、ややオレンジがかったピンク色。口元に運ぶと、沈丁花にも似た花の香りがほのかに感じられます。やわらかくすっきりとした味わいで喉を潤しながら、紅茶を選ぶとしましょう。

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ティーメニューは、お好みの和紅茶2~4種類の飲み比べセット。季節の上生菓子付きと、お茶だけのセットがありますが、おすすめは3種類の和紅茶を選ぶ「上生菓子のセット」です。

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茶葉の種類は12種類以上。季節や仕入れのタイミングによっても変わり、今後はさらに増える予定とのこと。茶葉の色、香り、特徴の説明を見比べながら選んでいきます。組み合わせは自由ですが、すっきりしたタイプ、華やかに香るもの、しっかりとした飲みごたえがあるもののバリエーションがおすすめだそう。紅茶専門店での勤務歴10年、お茶に対して深い知識をもつ店長の馬原正行さんにアドバイスしてもらいながらセレクトするのもいいですね。

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ぜひとも味わってみたいのが、世界有数の権威を誇る国際的な紅茶のコンテスト「The Leafies」のブレンドティー部門で、日本の紅茶ブランドとして初めて金賞を受賞した「椿姫(Tsubaki)」。楢原さん自身が“日本の紅茶の王道”をイメージしてブレンドの設計をしたもので、濃厚な香りとしっかりとした味わいのなかに、まろやかな甘みが感じられます。

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今後は、コース仕立てで和菓子と和紅茶を味わうセットの提供も予定しているとのこと。ショッピングだけの利用もできるので、神楽坂散策の合間に立ち寄るのもいいですね。それぞれ紙封筒入り、茶缶入りの2種類があり、おしゃれなパッケージはプレゼントにもぴったりです。

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和紅茶の認知度はまだそれほど高くありませんが、これからじわじわブームが来そうな気配があります。その魅力に一足先に触れてみてはいかがでしょうか。店内は席数が限られているため、ゆっくりと過ごすには予約して訪れることをおすすめします。また、テイクアウト用にはミルクティーが用意されています。店内では提供していないメニューなので、神楽坂散策のお供にして味わうのもいいですよ。

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