台風4号(シンラコウ) 明日にかけて「非常に強い」勢力に

台風4号(シンラコウ) 明日にかけて「非常に強い」勢力に

2026/04/11 10:31 ウェザーニュース

4月11日(土)9時現在、強い台風4号(シンラコウ)はトラック諸島近海にあって発達しながらゆっくりと北北東に進んでいます。

今後は西寄りに進路を変え、「非常に強い」勢力でマリアナ諸島に接近する予想です。進路次第では小笠原諸島などに影響が出ることも考えられるため、今後の情報に注意してください。▼台風4号 4月11日(土)9時

中心位置 トラック諸島近海

大きさ階級 //

強さ階級 強い

移動 北北東 ゆっくり

中心気圧 970 hPa

最大風速 35 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 50 m/s

マリアナ諸島に接近 動き鈍く荒天続くおそれ

台風4号は今後西寄りに進路を変えてマリアナ諸島方面に進む予想です。

フィリピンの東からトラック諸島近海では、海面水温が30℃以上と平年の同時期と比べて高めになっています。このため台風は更に発達を続け、明日12日(日)に「非常に強い」勢力に発達。週明けの13日(月)から15日(水)にかけて暴風域と非常に強い勢力を保ったまま、マリアナ諸島周辺に接近、通過する予想です。

速度が遅いため、マリアナ諸島では暴風雨が数日にわたって継続するおそれがあります。災害の発生に厳重な警戒が必要です。

今後の動向に注意

マリアナ諸島を通過した後の進路はまだ不確実ですが、北から北東寄りに変える可能性があります。

進路によっては小笠原諸島の天気に影響を与える可能性があるため、今後の動向に注意してください。

この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。

これらを比較すると、はじめのうち北西に進んだあと、北東に進路を変える予測が多いことが読み取れますが、まだ不確実性がかなり大きいといえそうです。日がたつにつれて誤差は縮小する見込みです。

台風の発生が増え始める時期

平年の台風発生数 台風の発生は、3月11日に発生した台風3号(ヌーリ)以来、約1か月ぶりです。今月最初の台風発生となります。

今年は1月から4月まで毎月台風が発生したことになります。1951年からの統計で、1月から4月まで毎月台風が発生したのは1955年、1965年、2015年の3回のみです。

4月以降はだんだんと台風の発生が増え始める時期ですので、台風シーズンに向けて大雨や暴風への対策を進めるようにしてください。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風4号の名前「シンラコウ(Sinlaku)」はミクロネシアが提案した名称で、コスラエ島の伝説上の女神の名前が由来です。