台風4号(シンラコウ)急発達 中心気圧905hPaの猛烈な勢力に 台風の目がくっきり

明日からサイパンやグアムに接近 被害発生のおそれ, 週後半は小笠原諸島も高波などに注意, 台風の暴風域に入る確率, 台風の発生が増え始める時期

台風4号(シンラコウ)急発達 中心気圧905hPaの猛烈な勢力に 台風の目がくっきり

2026/04/13 05:59 ウェザーニュース

4月13日(月)3時現在、大型で猛烈な台風4号(シンラコウ)はマリアナ諸島を進んでいます。

急発達して中心気圧905hPa、中心付近の最大風速60m/s、最大瞬間風速は85m/sという「猛烈な勢力」になっています。猛烈な勢力は4段階で最も強い階級で、米軍の基準では「スーパー台風」に該当します。

最大風速60m/sと解析されるのは2023年の台風15号(ボラヴェン)以来2年半ぶり、中心気圧が905hPaに下がるのは2025年の台風18号(ラガサ)以来半年ぶりです(いずれも速報値)。▼台風4号 4月13日(月)3時

中心位置 マリアナ諸島

大きさ階級 大型

強さ階級 猛烈な

移動 北西 15 km/h

中心気圧 905 hPa

最大風速 60 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 85 m/s

明日からサイパンやグアムに接近 被害発生のおそれ

マリアナ諸島の南東では、海面水温が29℃程度と平年に比べて1℃ほど高くなっていることや、海洋の熱容量が大きくなっていること、上空との風速差が小さいこと、上空で風が発散するのに適していることなど、台風が発達するのに適した環境となっています。このため台風4号は昨日12日(日)に猛発達を遂げました。衛星画像を見ると小さく引き締まった台風の目が確認できます。

台風は発達のピークに達しているとみられますが、このあともしばらく猛烈な勢力を維持したまま進む見込みです。

明日14日(火)からはサイパン島やテニアン島などの北マリアナ諸島に直撃、ロタ島やグアム島などにも接近する予想です。暴風や大雨により甚大な被害が生じるおそれがあるため、厳重な警戒が必要です。

週後半は小笠原諸島も高波などに注意

明日からサイパンやグアムに接近 被害発生のおそれ, 週後半は小笠原諸島も高波などに注意, 台風の暴風域に入る確率, 台風の発生が増え始める時期

マリアナ諸島を通過したあとは、次第に進路を北寄りから北東に変える見込みです。

週後半は小笠原諸島の南東の海上を進む見通しですが、直撃の可能性は小さくなっています。勢力も徐々に落とす予想ではあるものの、高波や強風の影響が及ぶ可能性があるため、今後の情報にご注意ください。

台風の暴風域に入る確率

5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)

東京都

小笠原諸島 9 %

台風の発生が増え始める時期

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平年の台風発生数 台風の発生は、3月11日に発生した台風3号(ヌーリ)以来、約1か月ぶりです。今月最初の台風発生となります。

今年は1月から4月まで毎月台風が発生したことになります。1951年からの統計で、1月から4月まで毎月台風が発生したのは1955年、1965年、2015年の3回のみです。

4月以降はだんだんと台風の発生が増え始める時期ですので、台風シーズンに向けて大雨や暴風への対策を進めるようにしてください。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風4号の名前「シンラコウ(Sinlaku)」はミクロネシアが提案した名称で、コスラエ島の伝説上の女神の名前が由来です。