家がキレイな人の「やってよかった」玄関の工夫3つ。チラシ用のゴミ箱を設置して大正解

キレイな家をキープする、玄関のつくり方を紹介します。教えてくれたのは、建築士・住空間収納プランナーのESSEベストフレンズ101メンバーの御園生梓さん。「リビングが散らかる原因は、玄関から不要なものを持ち込んでいるから」という御園生さんが、玄関づくりのコツや収納の工夫について語ります。

玄関を「防波堤」にするとリビングが片付く!

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リビングが散らかる家の共通点

建築士、住空間収納プランナーとして多くのお宅を見てきましたが、「リビングが片付かない」とお悩みの方には、共通点があります。それは、玄関にものを食い止める機能がないことです。リビングの散らかりを解決する鍵は、じつはリビングではなく「玄関」にあります。

脱ぎっぱなしのアウターや使い終わったマスク、不要なDM…、これらを玄関で処理する場所がないため、ものをリビングまで持ち込んでしまい、ソファやダイニングテーブルの上が散らかってしまうのです。

部屋に不要のものを持ち込まない、玄関の工夫2つ

現代の暮らしでは、玄関は単なる靴脱ぎ場ではなく、不要な汚れや外から持ち込んだものを部屋に持ち込まないための「家の防波堤」と考えるのが重要です。

まず食い止めたいのは、家の中に持ち込む必要のないもの。以下のふたつを意識することで、暮らしの質が劇的に向上します。

●1:玄関に「情報の関所」を設ける

ポストに入っている不要なチラシや梱包材は、玄関で「必要・不要」を判断し、その場で処理していきましょう。玄関に小さなゴミ箱や不要な紙類をまとめる場所をつくり、その場で仕分けるのがおすすめです。

ゲタ箱のカウンター下や、扉の裏側に生まれるわずかなすき間を活かせば、スペースをムダなく確保できます。

こうした仕組みを設けることで、リビングやダイニングのテーブルに不要物を持ち込む習慣を防げます。

●2:「アウター」と「衛生用品」の定位置を作る

また、次に意識したいのがアウター。アウターに付着した花粉やホコリを室内に持ち込ませないためにも、玄関で脱いで即座にかけられるスペースが必要です。

ポイントは、玄関の扉から数歩以内に「上着かけ」をつくること。壁面のデッドスペースにフックを設置すれば、リビングのソファにアウターが山積みになるのを防げます。

あわせて、マスクなどの外出セットも玄関から1m以内にまとめてみましょう。外出準備がラクになり、帰宅後に外の汚れを持ち込まない動線も確保できます。

玄関が整う収納の高さは?

玄関の収納の高さにもこだわりましょう。マスクや鍵、そしてよく履く靴などの 毎日使うものは、かがまずに取れる目線から腰までの高さの「ゴールデンゾーン」へ。

逆に、たまにしか使わないレジャー用品や季節外の靴は、最上段や最下段へ収納しましょう。

高さの差にするとたった10cmほどですが、この差が片付けやすさを左右します。ものを入れ替えるタイミングの多い4月にこそ、玄関の収納を見直す絶好のチャンスです。

リビングを片付けようと必死になる前に、まずは玄関をチェックしてみませんか? 不要なチラシやアウターは玄関でブロックして収納の優先順位をつけるだけで、玄関からリビングまで、家のなかがスッキリ整います。