【21日の天気】広く雨で“走り梅雨”に 梅雨入りしなかったのはなぜ?
21日は各地で梅雨のような天気になりました。これまでの一日の天気を振り返ります。
■21日は広い範囲で雨 梅雨のような天気に
21日(木)は前線や低気圧の影響で広い範囲で雨が降りました。前線に向かって梅雨の時期のような暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、雷を伴って激しい雨が降った所もありました。高知市では24時間に降った雨の量が100ミリを超えていて、西日本や東日本を中心にまとまった雨となっています。東京都心でも8日ぶりに10ミリ以上の雨を観測しました。
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夜は西から雨雲が抜けていきますが、東日本や東北では雨が続くでしょう。関東南部沿岸では22日(金)未明から明け方にかけて発達した雨雲が通過する恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水などには注意が必要です。
■東北と関東は北東風で気温低下 夜もヒンヤリ続く

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雨の影響で前日までの季節外れの暑さは落ち着き、西日本でも30℃に届かなかった所が多くなりました。冷たい北東からの風が流れ込んだ東北や関東では、前日より大幅に気温が下がっています。今週火曜日に猛暑日を観測した福島では、正午の気温が14℃と前日の同じ時間に比べて16℃も下がりました。
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東京都心も朝は20℃を超えてジメジメしていたものの、昼間は20℃を下回りヒンヤリとした体感となりました。このあとも北寄りの風が冷たく、夜は15℃近くまで気温が下がりそうなので、上着を羽織るなどして暖かくしてお過ごしください。
■梅雨入りしなかったのはなぜ?来週も天気ぐずつく

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各地で梅雨のような天気になったものの、21日は梅雨入りの発表はありませんでした。梅雨入りに対して明確な定義は決められていませんが、梅雨入りや梅雨明けには平均して5日間程度の移り変わりの期間があり、雨や曇りの日が多く現れる時に発表されます。週間予報を見ると、あす22日(金)は梅雨前線が沖縄付近まで下がるため、九州や四国では晴れる予報となっています。そのため、曇りや雨が続くということにはならず、今回は"走り梅雨"と判断されたのでしょう。
<次の梅雨入りのタイミングは?>
26日(火)以降は那覇で晴れマークが続く予想で、梅雨前線が北上する傾向となっています。鹿児島や福岡では雨が続く予想で、早ければ来週後半に九州南部から順に梅雨入りの発表があるかもしれません。今後の予報次第ではありますが、本格的な雨のシーズンに備えて、今一度ハザードマップや防災グッズを確認するなど、大雨への備えを進めていきましょう。
気象予報士 澤麻美