逮捕の夫婦、サービスエリアで食事しながら少年らに“指示”か 遺族「犯人たちのことを許すことは絶対にありません」 栃木強盗殺人
栃木県上三川町で女性が殺害され、20代の夫婦と少年4人が逮捕された強盗殺人事件。6人は事件当日、サービスエリアに集合して一緒に食事を取り、そこで、夫婦が金庫の場所などを少年らに指示していたとみられることが新たにわかりました。
■“実行役”高校生…1人は見張り、3人は別々の経路で侵入か

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殺害された富山英子さん(69)の遺族が、悲痛な思いを明かしました。
「5月14日、妻が殺され息子たちも重傷を負いました。家族を守ろうとした愛犬も殺されました。穏やかに過ごしていた私ども家族は、今、どん底にいます」(富山さんの家族)
警察が、匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウとみて捜査している強盗殺人事件。
次々と逮捕されたのは全員、16歳。実行役とみられる高校生たちです。3人が住宅に押し入り、1人が見張り、という役割だったとみられ、住宅に押し入った3人は当時、同じ場所からではなく、別々の経路で侵入したとみられることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
■母屋とみられる建物の裏側に“痕跡”

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その侵入経路について、事件発生の翌日、元神奈川県警捜査1課長の鳴海達之さんは、次のように指摘。
元神奈川県警捜査1課長・鳴海達之氏
「ここによじのぼった足跡。瓦が浮いている、砂が瓦にたまっている。(Q.砂は?)(奥の砂に)つま先があたって砂が崩れる。こんな感じかな」
警察も、同じ場所を調べていました。
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痕跡があったのは、母屋とみられる建物の裏側。塀を乗り越えたすぐ先に勝手口が見えます。
元神奈川県警捜査1課長・鳴海達之氏
「指示役が塀を乗り越えて最短で行けと指示を出したのかもしれない」
高校生の一部は…
「当日まで普通のバイトだと思っていた」「やらなければ家族や友達を殺すなどと言われた」(捜査関係者による)
■逮捕の夫婦、サービスエリアで食事しながら高校生らに“指示か”

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指示役とみられているのが、竹前容疑者夫婦。「自分たちは関係ない」、そう話していると言いますが、事件直前の行動が明らかになってきました。
捜査関係者によると事件当日の未明、夫婦と高校生らはサービスエリアに集合。事件の具体的な計画について打ち合わせをしていたとみられていますが、この時、食事をしながら夫婦が高校生らに金庫の場所などの指示を出していたとみられることが、新たに分かりました。
サービスエリアでは、バールなども渡したとみられています。
さらに、6人はその後、栃木県内のコンビニへ移動していたとみられることも判明。そして、完全に夜が明けた午前9時半頃、事件は起きました。
■“指示役”男、韓国経由でフィリピンのマニラへ逃亡しようとしていたか

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指示役とみられる夫婦のうち、夫の海斗容疑者は羽田空港の国際線ターミナルで逮捕されましたが、捜査関係者によると当時、韓国を経由しフィリピンのマニラへ逃亡しようとしていたとみられることが新たに分かりました。
警察が捜査を進めているのが、夫婦の上にいる可能性がある別の指示役の存在です。
遺族は─。
「次々と逮捕されていますが、事件以来、私ども家族の生活は一変しました。私たちは、犯人たちのことを許すことは絶対にありません。同じような苦しみを味わって欲しいと思います」(富山さんの家族)
◇
警察は、事件の全容解明に向け捜査を進めています。