「忘れ物のカバンに大麻っぽいもの」通報 “乾燥大麻”所持か…バレー日本代表・佐藤駿一郎容疑者を逮捕 “謝罪の言葉”も

バレーボール日本代表の佐藤駿一郎容疑者(26)が、代表の合宿中に都内のパチンコ店で大麻を所持していたとして逮捕されました。日本バレーボール協会の会見では、事件発覚の経緯や入手経路について明かされました。

■高校3年生で日本代表入り 麻薬取締法違反の疑いで逮捕

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身長205センチ。9年前に高校時代の佐藤容疑者を取材した際の映像では、自動販売機の上に、軽々とひじをかけていました。

バレーボールに打ち込み、当時から“ひときわ目立つ存在”だったといいます。

佐藤駿一郎容疑者(当時16)

「自分がしっかりとチームを引っ張って、チームで一番の得点源になるように。全国に行きたい」

その後、高校3年生でバレーボール男子日本代表入りした佐藤容疑者。いまは26歳となり、日の丸を背負い戦っていましたが、28日、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されました。

■パチンコ店で…“乾燥大麻”所持か

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佐藤容疑者は27日夕方、東京・板橋区にあるパチンコ店で大麻を所持していたとみられています。

実は佐藤容疑者は、今週25日から、板橋区に隣接する北区での代表合宿に合流していました。

当時、パチンコ店を利用していたという人は。

当時パチンコ店を利用

「店の前にパトカーが1台止まっていて、何かあったのかなと思った。店内に入ったが、警察がいてという感じではなかった」

――警察が多くいたわけではない?

当時パチンコ店を利用

「なかったですね」

28日夜、捜査関係者への取材で、佐藤容疑者が所持していたとみられるのは、乾燥大麻だったことが新たにわかりました。

■キックオフ記者会見は中止 逮捕に関する説明会に

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攻守の中心となる、ミドルブロッカーというポジションの佐藤容疑者。今年度の国際大会に向けて、本格始動していく中での逮捕でした。

28日はバレーボール男子日本代表のキックオフ記者会見が行われる予定でしたが、その影響で、急きょ中止となりました。そのかわりに開催されたのは、日本バレーボール協会による佐藤容疑者の逮捕に関する説明会です。

日本バレーボール協会・國分裕之専務理事

「本日、記者会見でお集まりいただいたところ、このような事態になりまして、大変申し訳なく思っております。代表選手の逮捕ということで、非常に重く受けとめております。本件について、我々のつかんでいる情報にもとづいてお話をさせていただきたい」

■27日午後8時過ぎ、警察から連絡

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まず、明かされたのは、佐藤容疑者が大麻を所持していたとみられる、27日のスケジュールです。

日本バレーボール協会 技術委員会委員長・南部正司氏

「今シーズンの宣材写真撮影で、午前中より各選手たちが写真を撮影する、それのみのスケジュール。宣材撮影が終わったらフリー。自分の時間に費やしていい」

日本バレーボール協会によりますと、宣材写真の撮影が終わったのは、27日の昼過ぎだといいます。その後、午後8時過ぎに、警察から佐藤容疑者の所持品から薬物が見つかったとの連絡が入ったということです。

■パチンコ店の店員から通報 落とし物のカバンに大麻か

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警察が大麻を見つけた経緯についても明かされました。

日本バレーボール協会・國分裕之専務理事

「本人が外出したときに落とし物をして、その落とし物が警察に届けられて、本人の身分がわかるものがあったので、本人が引き取りに行きました。そのなかで所持品検査をしたときに、該当物があったと警察から聞いてます」

――落とし物はカバン?

日本バレーボール協会・國分裕之専務理事

「カバンというふうに聞いてます」

――交番に届けられた?

日本バレーボール協会 技術委員会委員長・南部正司氏

「店舗にあったと聞いています」

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――入手経路は聞いている?

日本バレーボール協会・國分裕之専務理事

「知り合いから手に入れたと警察が言っていた」

佐藤容疑者が落としたカバンに入っていたとみられる大麻。捜査関係者によると、パチンコ店の店員から「忘れ物のカバンの中に大麻っぽいものがある」と通報があったといいます。

警察がかけつけ、カバンを確認すると身分証が入っていたため、佐藤容疑者のものであると発覚したということです。

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当時、佐藤容疑者は、パチンコ店にチームメートら数人で行っていたといい、日本バレーボール協会は、選手の所持品検査や薬物検査などを実施するとしています。

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現役の日本代表選手の逮捕に、バレーボールファンからは。

バレーボールファン

「これから日本代表の試合が始まっていくさなかで悲しい。バレーボール選手に対していいイメージをもっていたので、そういう方がいたのは残念」

■佐藤容疑者からは“謝罪の言葉” 日本代表の登録は抹消

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佐藤容疑者は、謝罪の言葉を口にしているといいます。

日本バレーボール協会 技術委員会委員長・南部正司氏

「本人からは『大変ご迷惑かけました』という反省を聞いています」

――否認してるとかは?

日本バレーボール協会 技術委員会委員長・南部正司氏

「一切ございません。『迷惑かけて申し訳ありませんでした』という話を聞いております」

佐藤容疑者の身柄は28日夕方、板橋警察署から警視庁本部へと移されました。

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日本バレーボール協会は、28日付で佐藤容疑者の男子日本代表の登録を抹消。

日本バレーボール協会・國分裕之専務理事

「代表を集めてきょうからスタートという初日に、このような事態になってしまって、大変に遺憾に思っております。本当に残念です」

日本バレーボール協会 技術委員会委員長・南部正司氏

「大型のミドルブロッカーということで期待することは大きかったが、このようなことになった場合については、代表の選手としてはふさわしくない」

■大麻で検挙 増える若者「たばこ吸うように」

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警察庁によると、大麻で検挙された人は年々増加傾向にあり、去年は6832人で過去最多となっています。このうち7割以上を占めているのが、20代以下の若者です。

元麻薬取締官の廣畑徹氏は…。

「薬物全体の使用者数は、昔から現在にかけてどんどん増えている。(最近は)簡単に吸えるので。買ってすぐに、たばこを吸うようにして吸える。薬物というのは結局、脳をごまかすわけじゃないですか。大麻ってみんな軽々しく思っているかもしれないけど、麻薬ですから、人体にいいわけがない」

(5月28日放送『news zero』より)