台風6号「新しい防災気象情報」運用開始早々に沖縄接近へ 近畿・四国・中国も暴風警戒域の可能性 警報級の暴風や波浪はいつ?どこ?【気象庁 台風第6号 雨風シミュレーション】

日本では、「新しい防災気象情報」の運用が始まったばかりです。河川氾濫・大雨・土砂災害・高潮について警戒レベルを1~5段階に分けて、それぞれレベルと数字がついて発表されます。(詳しくは後半)

そんな中、台風6号が日本にじわり近づいています。6月1日から2日にかけて沖縄地方と奄美地方に接近、3日にかけては暴風域を伴って九州や四国、近畿地方に接近する見込み。さらに東海地方や関東甲 信地方に近づく可能性も指摘されています。

29日午後現在、台風6号(チャンミー)の今後の発達と進路予想をまとめました。

「チャンミー」は韓国が提案した「バラ(薔薇)」

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■現在の状況(29日正午)

台風6号は、フィリピンの東にあり、北西へ時速20キロで進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルです。強風域は全域440キロとなっています。台風は来週にかけて発達しながら日本付近へ近づく見込みです。

5月30日正午の予報

フィリピンの東を北西へ時速20キロで進む見込みです。中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなるでしょう。

5月31日午前9時の予報

強い勢力となり、沖縄の南を北西へ時速15キロで進む予想です。中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルとなり、暴風域を伴うでしょう。

6月1日午前9時の予報

強い勢力を維持したまま沖縄の南を北北西へ時速15キロで進む見込みです。中心気圧は960ヘクトパスカル、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなるでしょう。

6月2日午前9時の予報

東シナ海に出そうです。北へ時速20キロで進む予想です。中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルとなる見込みです。

6月3日午前9時の予報

四国沖を北東へ時速30キロで進む予想です。中心気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルとなるでしょう。予報円の半径は280キロと大きく、暴風警戒域は九州地方のほか、四国、中国、近畿地方も含まれる予想となっています。

■台風来る前から雨が降り総雨量多く

気象庁によると、台風本体や台風周辺の発達した雨雲の影響で、沖縄地方や奄美地方では大雨となるおそれがあります。

九州や四国地方、近畿地方、東海地方、関東甲信地方では、台風北側の前線の影響で、台風が接近する前から雨が降り始め、その後は台風本体の影響も加わって総雨量が多くなり、大雨となるおそれがあります。

■警報級となる可能性が高い地域と期間

気象庁によりますと「警報級」の可能性がある主な地域と期間は以下の通りです。

近畿地方:波浪(3日)

四国地方:波浪(2日、3日)

九州南部:波浪(2日)

奄美地方:暴風と波浪(2日)

沖縄地方:暴風と波浪(1日、2日)

新しい防災気象情報 変更点は

これまで気象庁は、注意報、警報、特別警報で危険性を呼びかけていました。たとえば大雨に関しては、大雨注意報、大雨警報、大雨特別警報があり、土砂災害への警戒時には土砂災害警戒情報を発表していました。

一方、市町村が発表する避難情報には、5段階の警戒レベルに位置付けられるレベル3の「高齢者等避難」、レベル4の「避難指示」、レベル5の「緊急安全確保」がありました。

「新たな防災気象情報」では、注意報・警報に警戒レベルの数値を付記し、大雨注意報・警報では、「レベル2大雨注意報」、「レベル3大雨警報」、「レベル4大雨危険警報」が新設され、「レベル5大雨特別警報」となりました。

これは自治体の避難情報と、気象庁の注意報・警報を結び付け、とるべき行動を直感的に理解しやすくするための情報整理です。

特に、「レベル4危険警報」は、避難行動に移す基準であることを知っておいてください。

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