週刊地震情報 2026.5.31 千葉県北東部が震源の地震で約2年ぶりの震度3

週刊地震情報 2026.5.31 千葉県北東部が震源の地震で約2年ぶりの震度3

2026/05/31 10:04 ウェザーニュース

この1週間に国内で観測された有感地震の回数は、前週に比べると減少しています。東北や関東の地震が目立つ一方で、西日本では有感地震がありませんでした。震度3以上の地震は全国で2回発生しています。(5月25日〜31日10時の集計)

国内:M4〜5クラスの地震が頻発する領域

千葉県北東部の地震 30日(土)6時38分頃、千葉県北東部を震源とするマグニチュード3.9、深さ約30kmと推定される地震が発生しました。この地震で千葉県長南町で最大震度3、茂原市や東金市、大網白里市、市原市などで震度2の揺れを観測しています。

千葉県北東部を震源とする地震で震度3以上を観測するのは、2024年7月以来、約2年ぶりです。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。

今回の震源付近ではマグニチュード4〜5クラスの地震がしばしば発生していて、2019年にはマグニチュード5.1で最大震度5弱、2016年にはマグニチュード5.2で最大震度4の地震がありました。

国内:長野県北部で震度3 4月以降活動が活発

長野県北部の地震 27日(水)16時10分頃、長野県北部を震源とするマグニチュード3.8、深さ8kmと推定される地震が発生しました。この地震で長野県大町市で最大震度3、小川村で震度2の揺れを観測しています。

地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、横ずれ成分が含まれていると解析されています。

今回の震源付近では4月18日にマグニチュード5.0で最大震度5強、マグニチュード5.1で最大震度5弱の地震が立て続けに発生しました。その後も活発な地震活動が継続していて、有感地震は45回に達しています。

非常に浅い震源ですので、規模が小さくても強い揺れとなるおそれがあり、引き続き注意が必要です。

世界:チリでM6.9の地震

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。最も大きな地震は南米のチリで発生したマグニチュード6.9です。

日本時間の26日(火)早朝に南米チリを震源とするマグニチュード6.9、深さ約109kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは東西方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。

地震の規模は大きかったものの、震源が深かったため大きな被害を引き起こすような揺れにはならなかったとみられます。

チリはナスカプレートが南米プレートに沈み込むことで、地震が多く発生する領域です。沖合ではプレート境界型の浅い地震が起きて津波を引き起こす一方で、内陸部では深さ100km以上の深発地震の割合が高くなります。

今回の震源周辺でもマグニチュード6クラスは頻繁に起きていて、2024年には南東に少し離れた所でマグニチュード7.4の地震がありました。深発地震でも規模が大きくなれば、地表の揺れも大きくなりますので油断はできません。

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出典・参考

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。