サンディスク、リード14,900MB/sの爆速SSD。電力効率2倍

WD_BLACK SN8100 NVMe SSD
サンディスクは、PCIe 5.0に対応したコンシューマ向けのM.2 SSD「WD_BLACK SN8100 NVMe SSD」(以下SN8100)を発表した。価格はすべてオープンプライスで、実売予想価格は1TBヒートシンクなしが2万6,600円前後、2TBヒートシンクなしが4万1,000円前後、4TBヒートシンクなしが7万4,400円前後の見込み。発売は6月中旬。
また、ヒートシンクありの同容量モデルは今秋、ヒートシンクあり/なしとも容量8TBのモデルは年内発売としている。こちらの実売予想価格は未定。
ウエスタンデジタル(Western Digital:WD)とサンディスク(Sandisk)は2025年2月にも分社化が完了している。今回の製品はサンディスクからの発売となるが、製品ブランドとしては“WD_BLACK”を冠している格好。消費者は会社名よりも製品ブランドについて馴染みがあるため、しばらくお互いのブランドが相互利用できるようクロスライセンスを契約しているという。
ゲームグラフィックス、高品質な4K/8Kコンテンツ、AIアプリケーションが進化する中、PCの性能を最大限にするソリューションが求められており、SN8100はそのニーズに応えるもの。PCIe 5.0対応により、シーケンシャルリードは最大14,900MB/s、同ライトは14,000MB/sに達し、従来のPCIe 4.0対応モデルと比較して速度が2倍に向上した。
一方で、平均動作電力は7W以下となっており、従来のPCIe 4.0対応モデルと比較して電力効率も2倍になったとしている。さらに、4TBでは2,400TBWの耐久性を誇るとしている。なお、4TBまでは片面実装だが、8TBモデルは両面実装となる。ただし8TBのそれ以外の仕様はまだ公開されていない。

SN8100の性能ベンチマーク。シーケンシャルリードに関しては1TB/2TB/4TBで一貫している

2TBのSN850Xと比較して2倍以上の電力効率を実現

1TBや4TBモデルも2倍以上の電力効率を達成

そのほかのベンチマーク結果
今秋発売のヒートシンク付きモデルでは、陽極酸化アルミニウムを使用したヒートシンクを搭載し、一体型かつ薄型のパッシブ冷却方式を採用することにより追加の電源や騒音を発するファンが不要。カスタマイズ可能なRGB LEDも搭載する。

SN8100の特徴

ヒートシンク付きモデルの特徴

さまざまなユースケースへの対応

主な仕様

ヒートシンクなしモデル

ヒートシンク付きモデル
5月13日に開催された事前の製品説明会では、ウエスタンデジタル合同会社 ジャパン セールス ディレクターの牛島学氏が製品を紹介。
製品投入に至った背景としては、2024年にはDRAMキャッシュ搭載で5%程度しか市場シェアがなかったPCIe 5.0対応SSDだが、2025年には25%、2026年には80%、そして2027年までにはほぼすべてが移行。DRAMレスモデルも1年遅れで普及していくことを踏まえ、この拡大する時期に投入するのが妥当であるとの見解を示した。

牛島学氏

SSD製品のポートフォリオ

市場促進のトレンド

PCIe 5.0 SSD市場シェア推移予測
今回の製品については、独自のコントローラによりリード最大14,900MB/sと高い性能を実現しているだけでなく、従来のSN850Xよりもやや低いシーケンシャルリード時の電力で、2倍以上高い性能を達成することができ、これにより従来比108%増となる電力効率を達成できたとした。

専用のユーティリティ

Acronisのバックアップツールが利用できる
