ウクライナ国防省情報総局がロシア軍の列車をドローン攻撃
ウクライナがロシア軍の燃料輸送列車をドローンで攻撃

5月24日、ウクライナ国防省情報総局に所属するドローン部隊が占領下のザポリージャ州でロシア軍の燃料輸送列車を攻撃、同軍の兵站に打撃を与えた。
作戦成功

ドローン攻撃の様子を捉えた映像はロシア軍の被った大損害を示すものであり、ウクライナ軍の作戦は功を奏したと見られる。
画像:YouTube @DI_Ukraine
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一人称視点(FPV)ドローンによる攻撃

くだんの動画は、ウクライナ軍のドローンがロシア軍の燃料輸送列車に追い付き、上空から攻撃を仕掛ける様子を一人称視点で撮影したものだ。
画像:YouTube @DI_Ukraine
ウクライナ国防省情報総局の発表

ウクライナ国防省情報総局の声明によれば、今回の作戦はヴェルフニー・トクマクとモロチャンシク=フェドリウカを結ぶ路線で実行されたとのこと。
画像:YouTube @DI_Ukraine
ロシア軍の活動を妨害

動画からは少なくとも3両のタンク車がドローン攻撃にさらされ、破壊されたことが見て取れる。ウクライナの軍事情報サイト「Militarnyi」によれば、この攻撃によって線路がダメージを受けたため、一帯におけるロシア軍の活動が抑制される可能性もあるという。
ロシアの鉄道物流の詳細

ロシア軍は、この鉄道を利用して、占領下のクリミアから占領下のザポリージャとドネツクを経由して前線地域へ燃料を迅速に輸送した。しかし、燃料の輸送が再びフル稼働になるまで、この状況がいつまで続くかは不明である。
写真提供: Wiki Commons By Mil.ru, CC BY 4.0
鉄道網を建設するロシア

同サイトいわく:「ロシア政府は現在、代替輸送ルートを確保してクリミア大橋への依存度を下げるため、ベルジャンシク(ザポリージャ州)経由でロストフ・ナ・ドヌとクリミア半島を結ぶ鉄道網を建設中だ」
画像:Wiki Commons By Mil.ru, CC BY 4.0
現場も特定されている

ウクライナのオープンソースインテリジェンス「Cyber Boroshno」はドローン攻撃の現場について、メリトポリ近郊にあるノヴォボフダニウカ村のはずれだと特定。これは一帯の最前線から、およそ50キロメートル離れた地点だ。
画像:Telegram @kiber_boroshno
ロシア軍の物流を麻痺させる作戦

ウクライナの軍事情報サイト「Defense Express」によれば、ウクライナ国防省情報総局はロシア軍の物流を麻痺させる作戦に重点を置くようになっており、燃料輸送車両をターゲットとする攻撃も今回がはじめてではないとのこと。
以前に行われた列車に対する攻撃

たとえば、2024年12月14日には、ロシア領内のウリヤノフスクで鉄道橋が爆破されたほか、その前日にはクラスノダールでも破壊工作が行われ、ロシア軍の列車3両が使用不能に陥ったという。「Militarnyi」が報じた。
画像:Facebook @DefenceIntelligenceofUkraine
ロシア領内でも相次ぐ攻撃

また、昨年12月5日にはブリャンスクの車両基地で火災が発生し、ロシア軍のディーゼル機関車2両が焼失。さらに、ロイター通信によれば、今年5月31日にはロシア西部のブリャンスク州およびクルスク州でも相次いで橋が崩落し、走行中の列車に被害を与えた模様だ。
画像:Telegram @DIUkraine
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