プーチン大統領による核開発計画の実態:ロシア軍からの脱走兵が明かす極限状況とは
核兵器大国ロシア

世界屈指の核兵器大国であるロシアは、全世界に存在する核弾頭の47%にあたる、およそ5,580発を保有しているという。ユーロニュース放送が伝えた。
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NATO全体もほぼ同数を保有

一方、ロシアと対峙するNATO(北大西洋条約機構)も、加盟国全体で見れば、ロシアとほぼ同数の核弾頭を保有している。
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相互確証破壊

互いに強力な核戦力を保有することで戦争を抑止するという「相互確証破壊」は冷戦期に生み出された概念だが、世界はふたたびこのあやうい均衡へ戻ろうとしている。
西側諸国の公式見解

ただし、ロイド・オースティン元米国防長官をはじめとする、西側諸国の軍当局者らは、ロシアによる核攻撃が差し迫っているとは考えていない。
専門家の懸念

一方、専門家らはプーチン政権が思いのほか、核兵器の使用に積極的である可能性を懸念している。実際、ロシア軍はウクライナの都市ドニプロに対し、核弾頭を搭載できる新型ミサイルを実験的に使用したことがある。
ウクライナ侵攻も予想外だった

そもそも、プーチン政権がウクライナ侵攻の兆候を見せ始めたときも、実際に開戦すると見抜いていた人は少数だった。
脱走兵に対するインタビュー

そのような状況の中、BBC放送はロシア軍の脱走兵にインタビューを行い、クレムリンによる核開発計画の実態を聞き出した。
声を挙げる脱走兵は多くない

西側メディアのインタビューに応じるロシア軍の脱走兵は多くないことを考えると、これは異例の事態だ。
ロシアの核兵器基地は臨戦態勢に

「アントン」と名乗るこの脱走兵は、ウクライナ侵攻が勃発した日に、自身が勤務していた核兵器基地が臨戦態勢になったと語った。
理論的には核攻撃も可能

アントンいわく:「それまではただの演習でした。しかし、戦争が始まると、核兵器は臨戦態勢となりました。海軍および空軍の部隊を派遣する準備が整い、理論的には核攻撃も可能な状況になったのです」
世界から切り離され、臨戦態勢に

この脱走兵によれば、核兵器基地に勤務する職員は世界から隔離され、ロシア国営テレビのニュースしか見ることができなかったという。しかし、開戦から数週間後に臨戦態勢は解除されたそうだ。
いつでも使用可能

また、ロシアが保有する核兵器は常に整備されており、いつでも使用できる状態にあるという。
膨大な数の核兵器・核弾頭

アントンいわく:「一部の地域には旧式兵器もあるかもしれません。しかし、ロシアは膨大な数の核兵器や核弾頭を保有しており、陸・海・空で哨戒を行っています」
民間人も戦闘員扱い

アントンは、ウクライナの民間人は戦闘員として扱い、殺害せよと指揮下の部隊に命じるよう、上官から指示されたという。これは戦争犯罪にあたり、アントンに脱走を決意させることとなった。
核ドクトリンを修正したプーチン政権

一方、プーチン政権は核ドクトリンを修正。これによって、ロシアは非核保有国から攻撃を受けた場合でも、その背後に核兵器保有国の支援があると見なされる場合には、核兵器を使用することが可能となった。
ウクライナに対する核攻撃の可能性は?

はたして、ドニプロに対する新型ミサイル攻撃はウクライナに対する核攻撃を視野にいれたものだったのだろうか? そうではないことを祈るばかりだ。
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