120年続く梅農家が教える、超簡単「万能調味料」2選。買った梅干しで&初心者でも1年じゅうできる梅仕事

梅雨も明け、一気に蒸し暑くなってきた今日この頃。「今年も梅仕事できなかった…」と落ち込んでいるそこのあなたに、朗報です! 今回は購入した梅干しでも大丈夫&時季を選ばずにできる「梅仕事」をご紹介。『120年続く梅農家が教えたい まいにち梅づくし生活』から一部抜粋し、2レシピご紹介します。

時季を選ばずできる、「梅仕事」2選をご紹介。写真は、手づくりの万能調味料「梅醤(うめびしお)」

【写真】無添加なのに色鮮やかな「梅塩」

梅でつくる万能調味料

120年続く梅農家の5代目であり、梅ボーイズとしてYouTubeで活躍する山本将志郎さんがまず教えてくれるのは、おばあちゃん秘伝の味。2つの材料で1年じゅう楽しめる梅仕事は、これだけで味が決まる万能調味料です。

●梅醤(うめびしお)

【材料・用意するもの】

  • 梅干し(塩分18%) 種をのぞいて100g
  • 砂糖(てんさい糖またはオリゴ糖、はちみつ) 60g(種をのぞいた梅干しの60%) ※梅干しの塩分15%の場合は50g(種をのぞいた梅の50%)に調整する。
  • 鍋(ホーロー、土鍋、テフロン加工のもの)
  • 木べらまたはゴムべら
  • 保存容器(ガラスやプラスチックのもの)

【つくり方】

(1) 手で梅干しを潰すようにしながらトゲに注意して種を取りのぞき、重量を測る。

★POINT 皮が破れていたり、古くて乾いてしまった梅干しでも問題ありません。

(2) 鍋に(1)の梅干しを入れ、中火にかける。へらでかき混ぜながら1分ほど加熱する。

(3) 果肉がなめらかになったら弱火にして、砂糖を加える。焦げないようにかき混ぜながらさらに1分ほど加熱する。

(4) ふつふつしてきて、テリが出たら完成。

120年続く梅農家が教える、超簡単「万能調味料」2選。買った梅干しで&初心者でも1年じゅうできる梅仕事

(5)熱いうちに清潔な保存容器に詰める。すぐにフタをして、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存する。

ふくよかな香りで食欲をそそる梅塩

なんと無添加でこの鮮やかなピンク色が出ます。香り豊かで、肉料理やゆで卵、お弁当にぴったり。

●梅塩

【材料・用意するもの】

  • シソ梅酢(塩分15~20%) 100mL~
  • 鍋(ホーロー、土鍋、テフロン加工のもの)
  • 木べらまたはゴムべら
  • 耐熱の平皿
  • クッキングシート
  • ジッパーつき保存袋や密閉容器
  • 乾燥剤(あれば)

    ※シソの風味を保つなら冷凍保存がおすすめ。

【つくり方】

(1) 鍋に梅酢を入れ、中火にかける。沸騰してきたら、焦げないようにへらでかき混ぜながら加熱していく。

★POINT 梅酢はしっかり量らなくても、作りたい分量でOK!

(2) 水分が減って鍋底が見えるくらいになったら弱火にして、さらに水分を飛ばしていく。

★POINT 梅酢の量や火加減にもよりますが、ここまでの加熱時間は3~4分程度。

(3) さらに水分が減ったら、とろ火に落とす。焦げそうになったらいったん火から外して、ひとかたまりになって、へらですくえる程度まで余熱で加熱する。

(4)耐熱の平皿にクッキングシートを敷き、(3)をできるだけ平らに広げる。電子レンジ(200W)で30 秒加熱する。

(5) いったん取り出して全体をほぐし、再び30秒加熱する。焦げないように様子を見ながら30秒ずつ加熱し、ほぐす作業を水分がしっかり飛ぶまでくり返す。

(6) 完全に水分が飛んでパラパラになったら完成。ジッパーつき保存袋や密閉容器に移し、乾燥剤を入れて冷蔵で保存する。

※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください