ウクライナ軍、ロシアの遠隔地雷敷設システム「ゼムレデリエ」を破壊

ロシアの遠隔地雷敷設システムを破壊

ロシアの遠隔地雷敷設システムを破壊, ドローン攻撃の成果, 動きを止め、無力化, ゼムレデリエの破壊は初めてではない, 3月にも攻撃に成功, 実行したのは「マージャルの鳥」, 偵察ドローンが発見, 特徴的な敷設方法, ランチャーから発射, 1台につき7,000の地雷を搭載可能, カバー範囲はサッカーコート数枚分, 間接的だが危険な兵器, 2台のFPVドローンで破壊, 独立した機関による確認はされていない, これまでの累計喪失数は7台

ウクライナ特殊作戦軍の「REG TEAM」部隊が、前線付近で活動していたロシアの遠隔地雷敷設システム「ゼムレデリエ」を破壊したという。7月9日に報告された。また、破壊の様子を収めた動画も後日SNSで公開されている。

ドローン攻撃の成果

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ウクライナ軍事メディア「Militarnyi」によると、「ゼムレデリエ」はウクライナのドローン攻撃のターゲットとなり、破壊されたという。

画像:Telegram @ua_regteam

動画も公開

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「REG TEAM」部隊が公開した動画では、高速道路に展開していた「ゼムレデリエ」が攻撃ドローンに襲われている。「Militarnyi」によると、「ゼムレデリエ」の操作員は攻撃を受けて撤退しようとしたが失敗、さらに多くのドローンによる攻撃を受けたという。

画像:Telegram @ua_regteam

動きを止め、無力化

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「攻撃ドローンのうちひとつが車両に命中し、動きを止めた」と「Militarnyi」は解説している。そこから複数の攻撃が命中し、「ゼムレデリエ」は炎上、無力化された。同メディアによると、「ロシア側の人員の安否は不明」だという。

画像:Telegram @ua_regteam

ゼムレデリエの破壊は初めてではない

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ちなみに、「ゼムレデリエ」が破壊される様子を収めた動画が公開されるのはこれが初めてではなく、同様の動画は今年3月にも公表されていた。

画像:Telegram @ua_regteam

3月にも攻撃に成功

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3月20日、ウクライナの第414独立無人システム大隊のロバート・ブロヴディ大隊長(当時)が、同大隊の兵士によって「ゼムレデリエ」が破壊されたと発表している。

画像:Wiki Commons, Russian Defense Ministry, CC BY 4.0

実行したのは「マージャルの鳥」

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第414独立大隊は「マージャルの鳥」という名前でよく知られており、ドローン運用の専門部隊として定評があった。今回の戦果もその活動の一環だ。

偵察ドローンが発見

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ブロヴディ氏は6月に、ウクライナ無人システム部隊司令官に任命されている。3月の攻撃について同氏は、「ゼムレデリエ」を発見したのはクルスク及びベルゴロド周辺地域で活動していた偵察ドローンで、破壊に成功した自身のテレグラムチャンネルで報告している。同じく「Militarnyi」が伝えている。

画像:Telegram @robert_magyar

2020年に登場

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ロシアの遠隔地雷敷設システム「ゼムレデリエ」は「ISDMゼムレデリエ」と呼ばれることもある。初めて公開されたのは、2020年の戦勝記念パレードのときだった。

画像:Wiki Commons By Mil.ru, CC BY 4.0

特徴的な敷設方法

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「ゼムレデリエ」が特徴的なのは、その地雷敷設のやり方だ。ロケットを用いて地雷を射出して敷設するのだ。

画像:Wiki Commons, Russian Defense Ministry, CC BY 4.0

ランチャーから発射

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軍事メディア「Army Recognition」によると、「ゼムレデリエ」の車体は軍用トラック「KamAZ-6560」で、その上に122mm径のランチャーが複数並んでいるという。

画像:Wiki Commons By Nickel Nitride, Own Work, CC0

1台につき7,000の地雷を搭載可能

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同メディアはこう解説している:「車両にはふたつのポッドが付いており、それぞれがランチャーは5×5の正方形に並んだ25の地雷ランチャーを備えている」また、「Militarnyi」によると、「ゼムレデリエ」1台につき7,000の地雷を搭載可能だという。

画像:Telegram @ua_regteam

カバー範囲はサッカーコート数枚分

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「Army Recognition」はこう続けている:「発射車両には122mm径のロケット50発が搭載され、そのひとつひとつに入った複数の対人・対戦車地雷が拡散される。この仕組みによって、ゼムレデリエは1度にサッカーコート数枚分の面積をカバーし、大量の地雷を迅速に展開できる」

画像:X @JulianRoepcke

間接的だが危険な兵器

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ゼムレデリエは対人・対戦車地雷を5~15kmの距離にわたって展開可能とされ、間接的とはいえ非常に危険な兵器となっている。だが、そういった距離的なアドバンテージを越えて破壊に成功したのが、3月や今回のウクライナ軍による攻撃というわけだ。

2台のFPVドローンで破壊

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3月の攻撃では、ゼムレデリエの破壊に2機のFPVドローンが投入されたとブロヴディ大隊長(当時)が発表している。その様子は同時に公開された動画でも確認できる。7月の攻撃でどれほどの数のドローンが投入されたかは明らかになっていない。

画像:Telegram @robert_magyar

独立した機関による確認はされていない

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ブロヴディ大隊長は3月の発表時、動画内にも登場して攻撃の詳細を解説、破壊されたゼムレデリエと思われる残骸も映している。ただし、この戦果はこの発表以外に独立した機関によって確認されてはいない。

画像:Telegram @robert_magyar

これまでの累計喪失数は7台

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宇露双方の損失を開戦以来集計しているOSINT組織「Oryx」は、7月9日時点でロシアは計7台のゼムレデリエを喪失したと報告している。

画像:Telegram @robert_magyar

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