【気象予報士が解説】ダブル台風接近中!進路や影響は?

【気象予報士が解説】ダブル台風接近中!進路や影響は?

沖縄・奄美には台風8号が、小笠原諸島には大型で強い台風9号がそれぞれ接近しています。

それぞれの台風の進路や影響について気象予報士が解説します。

台風8号は沖縄本島にかなり接近中!高波・大雨・強風のおそれ

台風第8号は、沖縄本島にかなり接近しています。明日29日(火)は東シナ海を西よりに進み、沖縄本島から離れていきますが、沖縄地方や奄美地方では、今日をピークに明日29日(火)頃にかけて、風が非常に強く、大しけとなるでしょう。

今日は、雷を伴い非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。

高波に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水、土砂災害、強風に注意が必要です。

・大雨

奄美地方と沖縄地方では、28日(月)は、雷を伴い非常に激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。

台風の進路や発達の程度によっては、警報級の大雨となる可能性があります。

予想される24時間降水量は以下の通りです。

▼28日(月)12時から29日(火)12時まで

奄美地方 120ミリ

沖縄地方 100ミリ

・高波

奄美地方では、28日(月)は、うねりを伴い大しけとなり、沖縄地方ではうねりを伴いしけるでしょう。

▼28日(月)

奄美地方 6メートル

沖縄地方 5メートル

▼29日(火)

沖縄地方 5メートル

奄美地方 5メートル

▼30日(水)

沖縄地方 4メートル

・強風

奄美地方と沖縄地方では、28日(月)は、強い風や非常に強い風が吹くでしょう。

予想される最大風速(最大瞬間風速)は以下の通りです。

▼28日(月)

奄美地方 20メートル (30メートル)

沖縄地方 20メートル (30メートル)

▼29日(火)

奄美地方 18メートル (30メートル)

台風9号は小笠原諸島に最接近!影響長引き災害リスク高まる

大型で強い台風9号は、29日(火)にかけて小笠原諸島に最も接近し、その後31日(木)頃にかけて動きが遅くなるでしょう。

小笠原諸島では台風の影響が長引くおそれがあります。

小笠原諸島では、うねりを伴った高波に警戒してください。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、強風に注意・警戒し、落雷や突風に注意が必要です。

・高波

小笠原諸島では、うねりを伴った波の高い状態が続き、30日(水)にかけて大しけとなるでしょう。

▼28日(月)

小笠原諸島 6メートル

▼29日(火)

小笠原諸島 6メートル

▼30日(水)

小笠原諸島 6メートル

・強風

小笠原諸島では、30日(水)にかけて非常に強い風が吹くでしょう。

予想される最大風速(最大瞬間風速)は以下の通りです。

▼28日(月)

小笠原諸島 20メートル (30メートル)

▼29日(火)

小笠原諸島 23メートル (35メートル)

▼30日(水)

小笠原諸島 23メートル (35メートル)

・大雨

小笠原諸島では、29日(火)と30日(水)は、断続的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

予想される24時間降水量は以下の通りです。

▼28日(月)12時から29日(火)12時まで

小笠原諸島 100ミリ

▼29日(火)12時から30日(水)12時まで

小笠原諸島 150ミリ

▼30日(水)12時から31日(木)12時まで

小笠原諸島 80ミリ

台風9号は8月2日頃関東の東を通過、関東も台風への備えを!

台風9号の注意すべき点は、影響が長引く点と、遠く離れた地域にも影響を及ぼす可能性がある点です。

台風から離れた関東地方でも、台風の外側の発達した雨雲がかかり、大雨となる可能性があります。

また、大型で強い勢力を維持したまま進めば、関東でも風が強まりそうです。

日本の南海上に上空に冷たい空気を持った低気圧の「寒冷渦」もあり、この先の進路予測に幅があります。

海外の台風進路モデルの中には、8月2日(土)頃に関東に接近する予想のものもありますので、今後も台風情報に注意が必要です。こちらのコラムを確認して、もしもの時に備えましょう。