【M8.8地震】3.11以来“世界最大規模”各国で影響 SNS上には偽動画など複数拡散…注意呼びかけ
ロシア・カムチャツカ半島沖で発生した地震は、「東日本大震災以来、世界最大規模」と報じられています。一方、SNS上には今回の津波だとする偽動画などが複数拡散していて、政府が注意を呼びかけています。
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地震発生の瞬間をとらえた映像。揺れが始まった直後、建物を大きく揺らす衝撃が走ります。
ロシア・カムチャツカ半島にある空港では、天井の一部が次々と落下。急いで避難する様子が…。

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海から撮影された映像では、岩が崩れ落ち、いたるところから白煙が上がっています。
日本時間30日午前8時半前、カムチャツカ半島沖で発生したマグニチュード8.8の地震。
AP通信は「2011年3月に起きた東日本大震災以来、世界最大規模とみられる」「世界的にこれより強い地震は、これまで数回しか観測されていない」と報じています。
壁が崩れてしまったのは、幼稚園。幸い、中に子どもはいなかったといいますが、空港などで数人が軽いけがをしたということです。

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この地震で、津波が発生。
「終わりだ!工場が沈んでいる」
千島列島のパラムシル島では、水産加工場の建物などが津波で流されていきます。
上空から撮影された津波の様子。3回にわたって津波が押し寄せ、200メートル内陸まで達したといいます。
また、カムチャツカ半島では、最大4メートルの津波が観測されたということです。
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津波の影響は、約5000キロ離れたハワイでも…。

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日本時間30日午後2時すぎに最大3メートルの津波が到達する予測となり、津波警報が発表されました。
人が消えたワイキキのビーチ。一方、街では…。
記者
「車で大渋滞となっています。津波警報が発表されるまでは滞りなく流れていたのですが、避難する方たちでしょうか、ほとんど動いていない状態」
ハワイに10年住んでいるアユコさんは…。

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ハワイに10年住む アユコさん(38)
「山手の方に避難した。(現地時間午後)6時すぎに家を出たので、渋滞はピークより緩和されていて、その前の時間はひどかったみたいで、まったく動かない状態が1時間続くとか」
──危機感あった?
ハワイに10年住む アユコさん(38)
「やっぱり分からなかったので、あとは3.11のことがあったから、念のために避難しておいて、何もなかったらラッキーで避難しようかなと思って行きました」
一変したハワイの街。
記者
「本当に人がいないですね。店も全然開いていません」

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そして迎えた日本時間30日午後2時すぎ。
記者
「30分ほど前から海の様子を確認していますが、大きな変化はないものの、時おり護岸に強く波が打ち付ける様子が確認できます」
ただ、近くにあるマウイ島やハワイ島では1.5メートルを超える津波が観測されたということです。
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一方、30日に千葉県館山市で見つかったのは、座礁した4頭のクジラ。29日夜に打ち上げられたとみられていますが、この映像を見た海獣学者の田島木綿子さんは…。

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国立科学博物館 田島木綿子研究主幹
「種類はマッコウクジラ。千葉県沖には普通に生息している種。ただ、それが同時に4頭打ち上がるのは、初めてのケース」
地震との関連については現在、分かっていませんが、田島さんは…。
国立科学博物館 田島木綿子研究主幹
「地震の影響はまったく否定できないというのが今の段階の判断。東日本大震災が起こった1週間前に、(茨城・鹿嶋市で)カズハゴンドウというクジラが50頭以上漂着した事例を経験」
このとき周辺海域では、異様な音が観測されていたといいます。
国立科学博物館 田島木綿子研究主幹
「今回も音なのか海流なのか、彼ら(クジラ)だけが感じる、彼らは超音波でまわりを探索しているので、いつもと違う結果に陥る。潜水病なのかパニックなのか、何かしら影響が起きたのではと」
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そして災害時、注意が必要なのが悪質な偽動画。今回の地震や津波でも、SNS上で偽動画が拡散されています。
「カムチャツカの地震でハワイでも津波到達」という書き込みとともにSNSに投稿された動画。大きな波が砂浜に押し寄せる映像で、30日午後10時すぎ時点ですでに115万回近く表示されていますが、この動画は2017年にすでに投稿されており、今回の地震とは無関係な動画でした。

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また「カムチャツカ地域の一部で、最大4メートルの津波が観測された」と投稿された動画は、砂浜の人々に慌てた様子はなく不自然で、生成AIを使って作成した映像とみられます。
大規模災害など、多くの人の注目を浴びることが起きたときには、こうした偽動画や誤った情報が拡散しやすく、安易に信じないよう注意が必要です。
(7月30日放送『news zero』より)