幽霊になって現れたクラスメイト…なぜか生前とキャラが違う話に「これからは打ち解けてくれ」の声【漫画】

『意地っ張りなクラスメイトが幽霊になってデレてきた』より

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『意地っ張りなクラスメイトが幽霊になってデレてきた』を紹介する。作者の冬草さんが、7月9日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、冬草さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

突然のクラスメイトの死後、訪れたものは彼女の幽霊

『意地っ張りなクラスメイトが幽霊になってデレてきた』より

ゆいりのクラスメイトで、妙に突っかかってくる少女・佐々木さきのが事故で亡くなった。突然の出来事にクラスは騒然としていたが、なぜかゆいりの前に幽霊となった制服姿のさきのが現れる。

しかし、さきのの幽霊は突っかかってくる素振りを見せず甘えてくるばかり。見えないふりをしていたが、さきのと向き合うために声をかけたゆいりは、彼女のポケットから飛び出た絆創膏に気づく。見覚えのある絆創膏を手に取り、ゆいりが持っている理由を聞くと…。

この死後に向き合う2人の漫画を読んだ人たちからは、「仕草がかわいすぎてたまらん」「幽霊になって一途になるの尊すぎるな」「これからは打ち解けてくれ」「かわいいとかわいいが集まって大変なことに」など、多くのコメントが寄せられている。

見えない幽霊だからと甘えてしまうかわいらしい少女

『意地っ張りなクラスメイトが幽霊になってデレてきた』より

――『意地っ張りなクラスメイトが幽霊になってデレてきた』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

もともと私はツンデレが好きでした。そこでどうしたらツンデレをかわいいシチュエーションで描けるかなと想像した結果、幽霊なら視えてないと思ってデレデレしてきたら絶対かわいいなと思い描きました!

――本作では、一途な想いを向け続けるさきののいじらしさが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

序盤のさきのの浮かれ具合からの友達と電話をしに行ったゆいりを見てひとり部屋に残るシーン。「幽霊になればこんなに甘えられるし、言いたいことも伝えられる!」そう思ってたさきのですが「あぁ、これじゃ一方通行なんだ。電話したり、普通に会話できるのが羨ましい」と落ち込むところが幽霊という儚さを感じられます。ぜひ読みながらさきのと一緒に寂しさを体感して寄り添ってあげていただきたいです。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

一緒にベッドで横になって浮かれてるシーンは自分でもお気に入りです。普段顔が強張ってる子だったので、生きている時より楽しんじゃってる姿がかわいくてもっと描きたかったです。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

自分の日頃体験した感情は、生かせると思っていろんなところに行ったり、いろんな人と喋るよう心がけてます。あと、外出した際の人間観察は欠かせないです。家族連れを見ればこの人たちはなんでここに来たんだろう、子供が行きたいって言ったのかなとか、女の子同士きゃっきゃしてる女子高生を見れば、こんな時こんな感情になるよね。わかるわかる。っていろんな状況を妄想して自分の漫画にいたらどんなことしてくれるかな、きっとこんな性格なんじゃないかと広げていきます。

――冬草さんの作品は、描かれているキャラクターたちの感情が非常に深く伝わってくるように思います。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

ありがとうございます…!ページの中で必ず1番見せたいコマがあるようにしてます。余白を大切にしつつ、かわいく見せたいところは引き立つように心がけてますね。

――今後の展望や目標をお教えください。

絶対に商業漫画連載がしたいです。女の子同士の日常に潜んだ熱い気持ちを漫画にして届けたいです。これを読んでくださった編集者の方、ぜひ一緒に漫画作らせてください!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

この度は私の漫画やイラストをご覧くださりありがとうございます。見てくださる方がいるから、今日も明日も絵を描こうと頑張れる日々です。誰かが悩んだとき下を向いてしまったとき、私の漫画で少しでも元気を届けられる存在になりたいです。