40代、人生の充実度が上がる「朝の過ごし方」。眠れない悩みが散歩で解消

1日の充実度が変わる、朝の過ごし方を紹介します。「朝6時に目覚ましをかけても起床は8時近く。そんな毎日に嫌気がさしていた30代から、少しずつ朝の時間を見直してきました」と話すのは、築35年の賃貸マンションに夫婦で暮らす深尾双葉さん(41歳)。40代で朝派に変化し、心身ともに健やかに過ごせているそうです。年齢を重ね、日に日に時の過ぎるスピードが早くなっていることも見直すきっかけの1つと話す深尾さんが、朝の習慣と変化についてレポートしてくれました。

朝いちばんに頭を働かせ、知識を吸収する, 基本的な家事は早朝に終わらせる, 朝のうちにしっかりと体を動かす, 悩む時間が減り、自己肯定感が高まった, 6時起き、5時起きを経て、4時起床が目標に

朝派になったことで、時間にも心にもゆとりが生まれた

【写真】朝のウォーキングの風景

朝いちばんに頭を働かせ、知識を吸収する

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身支度を整えお茶を淹(い)れてから、ダイニングテーブルに向かうのが毎日のルーティン

車どおりの多い地域に住まいがあるため、無音に近くなる早朝は私にとってとても貴重なひとときです。

仕事のアイデア出しや知識を吸収するにはうってつけの朝。早朝の澄んだ空気も相まって、ぐっと集中力が高まるため、昼間には時間がかかっていた頭を使う作業もスムーズに進められるようになります。

起床時はスマートフォンで、SNSチェックや動画を見ることが以前の暮らしでは習慣化していました。1日のスタートがうまくいかないとそのあとの過ごし方も締まりがなくなる…というのをわかっていながら、スマートフォンはやめられないという矛盾した思いが常にありました。

このような毎日を積み重ね、1年の終わりに自己嫌悪に陥るということが度々あり、反省を重ねた結果、現在のルーティンに落ち着きました。今では朝のひとときが楽しみになり、早起きが続けられているように感じています。

基本的な家事は早朝に終わらせる

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掃除の時間を早めたことで音の出る掃除機は使わなくなり、ふき掃除がメインになりました

ここ最近の習慣として取り入れつつあることが早朝の家事です。普段より2時間早めの5時半に家事をスタートさせると1日の過ごし方はどう変わるだろうという興味から、ただ今実験中です。

食器の片付け、洗濯物をたたむ、家全体のふき掃除などの基本的な家事を7時には終わらせるようにしてみました。

変化として感じるのは、静かな時間に1つひとつの家事に向き合えるためいい集中力が保てるということ。時間がたりないという焦りはなくなり、流れ作業にならず、すべての動作が丁寧に行えます。そしてその結果、家への愛着もより増したように思います。

そのほかには仕事にもよい効果が期待できるということ。細ぎれに家事を挟まないため、集中力が必要となる仕事がとても捗ります。

早朝家事は、家事のあとに行う散歩のウォーミングアップにもなるので、今後ルーティンに加えてもよさそうだと前向きに検討しているところです。

朝のうちにしっかりと体を動かす

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健康のために1時間のウォーキング時間を持つようにしています

家事を終えたあとにウォーキングの時間を1時間設けています。

以前は午後の気が向いたときに散歩を行っていましたが、帰宅後に疲れてだらけてしまったり、時間の使い方がうまくいかずに断念。朝に変えたところ心も体もとても調子がよく、血の巡りがよくなり1日のやる気がみなぎってくるような感覚があります。

散歩では7000歩を目標に、そして家の中では3000歩と合計で1日1万歩を歩くよう心がけています。

朝のうちにしっかりと体を動かし、仕事に集中、体への負担が少ない健康的な食事を3食とり、締めくくりはゆっくりと湯船につかりリラックス。程よい疲労感と達成感があるため、長年悩まされていた不眠症が改善され、睡眠の質も向上したように感じています。

悩む時間が減り、自己肯定感が高まった

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話し方の練習中。今まで知らなかった世界が広がることに楽しさを感じています

物事を成し遂げられない、継続できないということが長年のコンプレックスでした。早起きという小さな習慣を持てたことで、こんな私でもできることがあるというささやかな自信につながりました。

朝のうちにタスクを達成することも「私はできている、すごいぞ!」というポジティブな気持ちが生まれる要因となっているように思います。

人と比較しては家のなかでひとり悶々と悩む時間は無くなり、今では、興味のあることに進んでチャレンジしてみるといった機会が増えてきました。

昨年から通っている話し方教室もそのひとつ。たくさんの人と話せたら世界はもっと広がるはず。楽しみながらとても前向きに取り組めています。

自己肯定感が低いということに悩んでいる方は、少しずつ朝の時間を増やしていくと、なにかしらよい変化をもたらしてくれるかもしれません。

6時起き、5時起きを経て、4時起床が目標に

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習慣化へのハードルは高いですが、4時起きに挑戦中

77歳まで仕事をしていた母が、朝3時半起きを習慣化させていました。きっかけは職場の清掃をお願いしていた方が退職されたこと。人に頼まず、自分で全てやってみようと思い立ったことが早起きの始まりだったと言います。

4時過ぎから始業の8時頃までほぼノンストップで全体の掃除と1日の準備をしていたそうです。17時頃に帰宅する母はいつもへとへとに疲れてはいましたが、その表情はどこか充実感に満ちているようでした。

日が落ちて間もない20時近くになれば自然と眠くなる。そんな母のルーティンに以前から憧れがあり、最近は私も4時起床を目標に過ごしています。

5時起きとの違いは、1日の長さが体感として大きく変わるというところがあります。朝の1時間と夜の1時間。同じ60分間でも、その質はまったく異なるものです。

今後の生き方として私は、朝の貴重な1時間をより大切にしていきたいと、しみじみ感じています。