DASH巨大食堂 ~クロカジキ~
今年の24時間テレビのチャリティーランナー、DASHメンバーの横山が見事105kmを走り抜いた。その9日前、城島とシンタローは使命感に燃えていた。
「今回はいつもと違う巨大食堂」「ランナーに釣り上げた巨大魚をお送りする」訪れたのは沖縄。今回、力をお借りするのが、釣り歴40年、沖縄・座間味育ちの遊漁船船長・宮里祐司。

沖縄の海底地形や海流を知り尽くし、数々の巨大魚を釣ってきた。さらに、「お久しぶりです!」沖縄でシンタローと巨大ザメを釣り上げた"モリモリさん"こと、与那城守幸。
そんな沖縄最強漁師2人と狙うのは「カジキの中でも最大級のクロカジキ、シロカジキ」「大きいのだと4mある」

さっそく、船でポイントへ。「慶良間堆というポイントで、水深700~800m。山のかけ上がりに海流がぶつかり、プランクトンが舞い上がって、カジキの餌となる魚が集まる」
カジキを狙う方法は、巨大な針のついたルアーを船を走らせたまま流し、泳いでいるように見せかけるトローリングで、獲物がかかるのを待つ。

「水しぶきが上がってる!」バードと呼ばれる仕掛けで、鳥が小魚を捕食する際に上がる水しぶきを演出し、カジキをおびき寄せる。「タイムリミットは5時間です」
すると、「何かおかしかった?」「カジキの可能性ありますよ」モリモリさん曰く、開始5分にして、5本のうち真ん中の竿付近にカジキの気配が。

いつ当たりが来てもいいように、イメージトレーニングをしながら待つ。そして、巨大魚とのファイトには欠かせないのが、バトルステーションと呼ばれる装備。
ターゲットの最大重量は400kgにも。体ごと引き込まれぬよう台で体を支え、全体重をかけながらリールを巻き上げていく。

左右にある竿にカジキがかかった場合は真ん中の竿と入れ替えファイトするのだが、「(かかると)リールからビューゥ!ってすごい音が鳴る。うたた寝してて飛び起きるぐらい」
そして、釣り開始から1時間半。モリモリさんからの提案で「ヒットしたら体力使うので今のうち休んだ方がいい。魚に伝わらないよう殺気を殺して」ということで、全員でお昼休憩。

と、開始から2時間。船上から一切の殺気が消えた、次の瞬間、「センター(の竿)触ったね」真ん中の竿に大きな反応が!
カジキはフンと呼ばれる鋭い上顎で獲物を攻撃し捕食。この習性により竿に反応が。そして、カジキが捕食にかかった合図、リールから音が!「キター、バトルステーション展開!」
だが、「(針)抜けたかな?」一度は食いついたが、上手く針がかからず逃げられてしまった。

そして、殺気を消したまま4時間が経過し、無念のタイムアップ。カジキが姿を見せたのは先ほどの1回のみ。その訳は、この時の水温。通常よりも約3℃高い31℃に。
水温が上がると餌となる小魚が涼しい海の中に潜るため、カジキも海面に上がってこない。
そのため水の上にルアーを走らせるカジキ釣りにとっては致命的な状態。「日を改めてリベンジしましょう!」そして、24時間テレビの3日前、城島だけで再び巨大カジキに挑む!

「今日がラストチャンス。みなさん殺気を消しましょうね」この日も殺気を消して当たりを待ったが、「魚影が見えない…」リベンジ果たせず。
2日間でカジキはおろか、小さな魚すら1匹も釣れないまま、24時間テレビがスタート。でも、炎天下の中走り続ける横山に少しでも栄養をとってもらいたい!

そこで、ゴール地点の両国国技館から少し離れたところで、城島とシンタローが準備を。実はモリモリさんとスタッフで現場の下見に行った際、「(カジキ)来た、すごい!跳ねてる」
特大の大物を釣り上げていた。そのサイズ「3m!?デカっ!」「よかった、とにかく食材があって助かった」「横山くんへの疲労回復メニューですもんね」

長さ3m、重さ110kgの巨大クロカジキ、どう捌くのか?「リーダーでも捌いたことないんすか?」そこで、「一級マグロ解体師の木村と申します」
捌いたマグロは1000本以上。今回はプロの手もお借りし、「三枚おろし、五枚おろしじゃなく、解体ということで、まずは一刀両断(ノコギリで)かぶとを落とす」

次に、刃渡り70cmのおろし包丁で、全長3mのカジキの身を1時間かけ、輪切りに。「これを全部、柵に」横山は24時間テレビ終了後、生放送の「Golden SixTONES」に出演予定。
その後、疲れた横山をこのカジキ料理で労いたい。「あと5時間、急ごう」

輪切りにしたカジキを骨に沿って捌き、全ての身の皮を剥ぎ、ブロック状にしたら「ステーキだね」まずは切りたての身を試食。「旨みがない」「逆に言えば工夫すれば味が入る」
ならば、作るのは「消化もしやすいミンチ状にして、ハンバーグとか」「クロカジキの巨大ハンバーグ!」まずは、柵を細かくカットし、フードプロセッサーでミンチに。

およそ50kgのカジキの身、「これスタッフ総出でやらんと間に合わんぞ」手伝えるスタッフ全員で。「こっちはこっちで、ハンバーグマラソンや」
ミンチにした身に卵、パン粉を混ぜ、8人がかりでおよそ30分、50kgの巨大ハンバーグのタネが完成。それを横幅180cmの巨大鉄板に移し、成形していく。

火が通りやすくなるよう、鉄板ギリギリまで薄く広げ、幅170cm奥行き80cmのタネが焼き上がるのを待つ間に、「ソース作りやりますか」
シンタローは、「沖縄のステーキ屋さんによく置いてあるA1ソースを」これをDASH風に。玉ねぎとトマトを炒め、そこに白ワインと蜂蜜、醤油と中濃ソースを加えれば完成。

一方、城島も「さっぱり系で大根おろしとシークヮーサーを使った(ソース)」そこにポン酢を掛け合わせれば、「めちゃくちゃうまい!ヤバ!」
そして、そろそろハンバーグが焼き上がる時間…と、ここで気づいた。「ハンバーグはひっくり返す作業があったね…」仕方なく、板の上に移動させてから勢いでひっくり返す作戦。

見た目も美しく。170cm×80cmのハンバーグ、きれいにひっくり返せるか?「せーの!」「あっ…」「返しきれなかったな…成形し直し。まあ味は間違いないから」
ここから、さらに5分焼き上げ、仕上げに2種類の特製ソースを。「うわー、美味しそう」「クロカジキの巨大ハンバーグ出来上がりました!」「持っていこう横山くんに!間に合った」

そして、105km完走、生放送終わりの横山に「10分だけ時間ちょうだい」クロカジキの特製巨大ハンバーグを!「量がバカじゃないですか」
まずはシンタローオリジナル・A1ソースでいただくと、「美味いんかい!」続けて、城島のシークヮーサーソースでも「こっちもちゃんと美味いんかい!」
今回、このクロカジキで作った巨大ハンバーグで腹を満たせたのは、87人!
