プーチン政権の「聖戦」:西側諸国の価値観に対する文化戦争の行方は?
活動を続ける「ロシアの家」

各国がロシアに対する制裁措置を科す中、クレムリンが支援する文化センター「ロシアの家(Russian House)」は米国内で活動し続けているという。『キーウ・インディペンデント』紙が伝えた。
プロパガンダとデマの発信源

同紙いわく、「ロシアの家」はプロパガンダやデマの発信源となっているほか、スパイ活動を行っている疑いもある。
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ロシア的価値観を世界に

しかし、これは驚くべきことではない。実際、AP通信は2024年8月にプーチン大統領がロシア的価値観を世界中に広めるという方針を示したと報じている。
伝統的なロシア魂や道徳的価値観

当時、プーチン大統領は「若者たちの国際協力を推進し、伝統的なロシア魂や道徳的価値観を世界に広める」プログラムを促進するようもとめていた。
「世界の中のロシア」

この計画は暫定的に「世界の中のロシア」と名付けられ、プロジェクト始動にあたって資金投入が行われたとされている。AP通信が報じた。
西側諸国の価値観を否定

「世界の中のロシア」プロジェクトにおいて、ロシア的価値観の具体的な内容については触れられていない。しかし、プーチン政権はここ数年間にわたって、西側諸国が掲げる自由民主主義的な価値観を否定しようと試みてきた。
性的マイノリティに対する締め付け

とりわけ、性的マイノリティに対する締め付けは厳しさを増している。AP通信が報じている。
ウクライナ侵攻で激化した文化的対立

そして、プーチン政権が2022年2月にウクライナ侵攻に乗り出すと、西側諸国の価値観に対する攻撃はますます、激しさを増すこととなった。
西側諸国では児童の性転換手術が一般的?

プーチン政権大統領は2022年9月に、西側諸国では児童に対する性転換手術が広く行われており、「悪魔的」だとコメントした。ロイター通信が伝えている。
性的マイノリティの活動は禁止

さらに、BBC放送によれば、2022年11月に、ロシアにおける性的マイノリティの活動を事実上禁止する法案が可決された。
ロシア正教会と連携するプーチン政権

一方、プーチン政権がキリル1世率いるロシア正教会と密接な関係にあることは周知の事実だ。
「悪魔的な西側世界」に対する「聖戦」

実際、ロシア正教会はウクライナ侵攻について、「悪魔的な西側世界」に対する「聖戦」に他ならないと宣言している。米国のシンクタンク「アトランティック・カウンシル」が伝えた。
ロシア的「聖戦」の行方

はたして、プーチン政権が振りかざす「聖戦」のロジックは「ロシア的価値観」を復活させ、反西側勢力を結集することができるのだろうか?
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