アルゼンチン沖の海底谷で、新種を含む多数の生物を確認
人類に残されたフロンティア

人類に残されたフロンティア、深海。未知の生態系や興味深い新種が潜んでいるのだ。
マル・デル・プラタ海底谷

アルゼンチンの研究チームはシュミット海洋研究所と共同で、アルゼンチン沖にあるマル・デル・プラタ海底谷に海底探査機を送り込んだ。写真はセンジュナマコの一種。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
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グランドキャニオンよりも深い海底谷

地元の研究チームは、グランドキャニオンのおよそ2倍の深さをもつマル・デル・プラタ海底谷を10年あまりにわたって研究してきた。しかし、そこで暮らす生物たちのリアルタイム映像が発信されたのは今回が初めてだ。
画像:Alex Ingle / Schmidt Ocean Institute
活気あふれる生態系

研究所が公開したリアルタイム映像には、活気あふれる生態系が映し出され、多くの視聴者を驚かせることとなった。写真は卵を守るタコ。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
40種あまりの新種

研究チームはプレスリリースの中で、40種あまりの新種が発見されたと推測している。ただし、既知の種との比較が必要となるため、新種の認定には時間がかかるとのこと。
画像:Misha Vallejo Prut / Schmidt Ocean Institute
新種と見られるエイ

このエイは今回撮影された新種のひとつだと目されている。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
種類不明のイカ

研究チームの遠隔操作探査機「スバスティアン」が姿をとらえたイカ。種類は不明。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
パタゴニアロブスターの一種

岩陰に群がる色鮮やかなエビ。研究者らはパタゴニアロブスター(Thymops属)の一種だと見ているが、今のところ特定されていない。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
既知の種類も多数

今回、発見された新種にはイソギンチャクやサンゴといった生物も含まれる。その一方で、写真のヒトデをはじめ、既知の生物も数多く見つかった。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
タラバガニ科の一種

こちらはタラバガニ科の一種。既知の種であることがわかっている。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
ワニトカゲギス科の一種

水深229メートル地点で見つかったワニトカゲギス科の一種。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean
軟質サンゴ

研究チームさらに、岩肌から垂れ下がる軟質サンゴを発見。こういったサンゴは海底谷の生態系を支える役割を果たしているとのこと。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
ナガツエエソ

海底谷の北壁で見つかったナガツエエソ。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
クダクラゲ目の一種

煌びやかなクダクラゲ目の一種。水深1,250メートルの地点で確認された。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
ハダカイワシ科の一種

こちらはハダカイワシ科の一種。世界各地の深海に広く分布している。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
クラゲダコ

一方、このクラゲダコは海底谷の上層部を漂っていた。身体が透明で、内臓が透けて見えている。
画像:ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
サンゴやイソギンチャク

今回、見つかった生物たちの多くはイソギンチャクやサンゴといった固着性の刺胞動物だったという。
ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute
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