ロシア領内の空軍基地で防空システムや戦闘機が破壊された可能性
敵の空軍基地を攻撃し、装備品を破壊したウクライナ軍

ウクライナ軍は最近、ロシア領内の空軍基地に対する攻撃を行ない、防空システムや戦闘爆撃機をはじめとする、複数の装備品を破壊したようだ。
ロシアにあるボルチモア空軍基地

ウクライナの軍事ニュースサイト「Militarnyi」によれば、ウクライナ軍は8月16日から17日にかけての深夜に、ヴォロネジ州(ロシア)にある「ボルチモア空軍基地」に攻撃を加え、ダメージを与えたとのこと。
画像:Wiki Commons By Dmitry Chushkin, Own Work, CC BY-SA 3.0
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衛星画像から明らかになった被害状況

SNS上で活動するオープンソースインテリジェンスグループ「CyberBoroshno」はこの攻撃により、ロシア軍の主力兵器が複数失われた可能性を指摘している。
画像:Telegram @kiber_boroshno
レーダーシステムが機能停止

「Militarnyi」いわく、「CyberBoroshno」のアナリストらはロシア軍のレーダーシステム「76N6」および「30N6」が損傷を受けたと見ている。
画像:Wiki Commons By ShinePhantom, CC BY-SA 3.0
無力化された防空システム

これらのレーダーシステムが破損したことで、基地に配備されていた防空システム「S-300」は機能停止に陥ったとのこと。しかし、ロシア側が被った損害はもっと甚大だった可能性がある。
戦闘機が破壊された可能性

というのも、1ヵ月前には基地内に駐機されていた2機のSu-24戦闘爆撃機が忽然と姿を消していたのだ。ウクライナ支援プラットフォーム「United24」いわく、衛星画像からは戦闘機があった場所に「火災と思しき焼け跡」が見つかったとのこと。
画像:Telegram @kiber_boroshno
最新鋭の機体ではない

Su-24が姿を消したという事実と基地内の焼け跡は、これらの戦闘機がウクライナ軍の攻撃によって破壊されたことを示唆している。ただし、Su-24はロシア空軍にとって最新鋭の機体ではない。
後継機への置き換えが進む旧型機

「Militarnyi」によれば、「Su-24M爆撃機は近年、後継機のSu-34に置き換えられ、ロシア航空宇宙軍からほぼ退役した」とされており、基地にあったSu-24も使用されていなかった可能性があるとのこと。
偵察用の特別型だった?

同サイトはまた、ウクライナ空軍のユーリ・イフナト報道官の説明として、これらのSu-24はすでに退役した機体だったか、特別型のSu-24MR偵察機だった可能性があると伝えている。
詳細は不明

「Militarnyi」いわく、ロシア軍のSu-24MR偵察機はレーダー探知をはじめとする諜報活動に用いられている。ただし、ボルチモア空軍基地に駐機されていた2機のSu-24に関していえば、その詳細や撃破の真偽は不明だ。
画像:Telegram @kiber_boroshno
2つの連隊が攻撃にさらされた

なお、ボルチモア空軍基地には、ロシア軍第47親衛爆撃航空連隊および第108対空ミサイル連隊が駐屯しており、ウクライナ軍の攻撃にさらされたものと見られている。「Militarnyi」が報じた。
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