熊本市立中学校で約160万円の新しい階段昇降機を誤って廃棄 廃棄する予定の古い昇降機のカバーを新品にかけ誤認

車いす利用者が、階段を昇り降りするときに使う、移動式の階段昇降機。熊本市立の中学校で、購入1年目の新しい階段昇降機が誤って廃棄されていたことが明らかになった。

約160万円で購入の階段昇降機を廃棄

学校と熊本市教育委員会によると、新しい階段昇降機を廃棄したのは中央区にある竜南中学校。

撮影したものは学校にある古い階段昇降機。車いすごと乗せて電動で階段を移動できるようになっている。2024年6月に約160万円で熊本市教育委員会が購入し、竜南中に配備した新しい昇降機も仕組みは同じものだったという。

学校はそれまで使っていた古い昇降機を『廃棄するもの』として、倉庫に保管していたが、3月13日の放課後に、職員が倉庫横の階段付近に置かれていた新しい昇降機を、古い昇降機と思いごみ置き場に持って行き、翌14日、業者が回収した。

新しい昇降機には古い昇降機のカバーがかけられていたという。学校は回収5日後の3月19日に誤りに気づき業者に問い合わせたが、新しい昇降機はすでに処分されていた。

竜南中学校では、現在は階段昇降機を利用する生徒はいないというが、濱田浩美校長はTKUの取材に対し「職員間の情報共有が不十分だった。市の大事な財産を廃棄し申し訳なく思っている。今後は確認を徹底したい」と話している。

(テレビ熊本)

【画像】購入1年目の新しい階段昇降機が誤って廃棄された経緯

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