大量のリビング家具を処分して大正解。収納スペースが減っても、ものがあふれない工夫

片づけや掃除に追われている原因は、「収納家具」にあるかもしれません。ミニマリストのめいさん(40代)は、ものを手放し始めた当初に大型の収納家具を処分。すると、どんどんものが減っていったそうです。「手放したからこそ、多くのものを減らすことができた」と話す理由を伺いました。

大型の収納家具を処分した経緯を教えてもらいました

【写真】処分した大型家具

「ちょうどここに置けるから」と買ったチェスト

余白を愛するミニマリストとしてSNS発信を行っているめいさん(40代)。夫と高校生のお子さんの3人暮らしです。

今の住まいは注文住宅ですが、13年前ものを減らし始めた当時は分譲マンションに暮らしていました。

「マンションの広さは70平米ほど。リビングは広いのですが、2LDKで収納スペースがあまりありませんでした。そのため、リビングの壁ぎわいっぱいにこれでもかというほど収納家具を置いていたんです」(めいさん、以下同)

さらにソファも置いていたため、せっかくの広いリビングなのに、かなり圧迫感を感じていたそうです。

「チェストは、なにを入れるかとくに定めないまま、このスペースにちょうど置けるからと購入したものでした。その場しのぎの収納だから、いろいろつめ込んでしまい、使い勝手も悪かったんです」

そこでめいさんは、壁ぎわの収納家具をすべて処分することに。

写真に写っている白いパイプのラックや黒いチェスト、それ以外にもリビングに置いていた家具を大量処分。家具の中は服だけでなく、雑貨や日用品などさまざまなものがつまっていました。

何を入れるかを決めれば、家具は最小限になる

リビングで圧迫感を感じていた大きな理由は、収納家具に囲まれて、そのせいでものが集まっていたこと。

「いったん家具をすべて捨てたあと、なにがリビングに必要かをもう一度考え直したんです。その結果、クローゼットの機能を持たせるシェルフを2台だけ置くことにしました。ものはここにおさまる分だけにして、リビングに置いていたこまごまとしたものたちは手放すか、必要なものは寝室のクローゼットへと移しました」

以前は、収納がたりないとずっと考えていたというめいさん。

「でも潔く処分すると、限られたスペースでなんとかしようと思うので心配無用でした。とりあえず買うことが一番危険だと分かったんです」

今はそのマンションから注文住宅へと住まいを移し、造り付けのクローゼットに衣類を収納しています。一度思いきり減らしてからは、リバウンドしていないどころか、どんどんものが減っているので、棚には余白がある状態。

「昔の私なら、この棚いっぱいにものを詰めていたかもしれません。でも余白があるほうが美しいし、何より出し入れしやすいです。この快適さを知ってしまったら、ものは増やせません」