ひとり旅の達人は旅先で「食事」を楽しむ。ひとり居酒屋のコツも

自由気ままに行きたい場所を旅する「ひとり旅」。楽しそうではあるものの、ひとり旅初心者にとって気になるのが「食事問題」。「ひとり鉄道旅」をこよなく愛する、漫画家&文筆家のやすこーんさんは、ひとり旅を楽しむコツは「自分で自分を楽しませること」と話します。旅行中の「ひとりごはん」の極意について、詳しく教えてもらいました。

これまで2400食以上の駅弁を食べたやすこーんさん。駅弁はひとりごはんの有効な手段

【写真】ひとり鉄道旅の達人が「富山に行く度に必ず食べる」絶品そば

ひとり旅の「ごはん問題」

おそらくひとり旅を始めたばかりの人の多くが「ひとりでごはん」問題にぶつかるのではないでしょうか。普段ひとりでごはんを食べる習慣がない方は、知らないお店にひとりで入るのは躊躇すると思います。

定食屋さんなら入りやすいかもしれませんが、居酒屋さんでごはんを食べる場合。お酒を飲まないときは、入る際、お店の方に「ごはんだけでもよいですか?」と聞いてみてください。たいてい断られることはないはずです。

常連さんが多そうなお店では、どこの席に座ってよいかも聞くとよいでしょう。

●ひとりでホテルビュッフェは恥ずかしい?

次に「ごはんつきの宿」に泊まった場合。部屋食ならよいのですが、「大きなホテルのビュッフェはひとりでは恥ずかしい」という意見を聞いたことがあります。

たしかに周りは家族や友達同士で来ている人がほとんどかもしれません。

でも大丈夫です。みんなごはんに夢中で、こちらのことなど気にしていません。ビュッフェのカレーをひとりで食べ尽くした…とかだったら注目されるかもしれませんが。

周りの目は意識しなくてよいのです。

「駅弁」を買っておけば安心。旅気分も味わえる

見た目も豪華な2段重。開けると華やかな色合いが目に飛び込んでくる、長野駅弁の「信州美彩膳」(デリクックちくま)。お品書きもついている。

私の場合は、好きな「駅弁」を買ってホテルで食べることが多いです。駅弁は、その地の特産品が使われているものも多く、ちゃんと旅気分を味わえます。それに駅弁を買っておけば、ホテル周辺にお店がない場所でも、困らずにすみますよ。もちろんお酒も合わせて買っておきます。

「駅そば」は地方では早く閉まるところが多いため、朝か昼に食べます。駅そばの立ち食いをしたことがない方は、まず外からお店を観察しましょう。多くは券売機で先に食券を買いますが、注文して直接お金をやりとりするところもあります。

お客さんが入ったら続けて自分も入り、前の方のマネをするのもあり。この観察法は初めて行くお店で、私もよく使います。

富山駅にある立山そばの「白えび天そば」

あと、「北海道ではここのジンギスカンに行く」など目的のお店が決まっている場合があります。有名店なら、そのお店のおすすめやルールがだれかのブログに書いてあったりするので、初めて行く際は調べておくとよいでしょう。

ほか、地元のスーパーでその地方ならではのお総菜やご当地パンを買うのも楽しいです。自分が無理をしない範囲で、行動できればよいと思います。

※ この記事は『食べて飲んで ひとりで楽しむ鉄道旅』(玄光社刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。