50代の片付けで「捨てるよりも」大切なこと4つ。“いつか”使うかもは、もう卒業

ものを増やしすぎず、すっきり暮らしを実現するためのアイデアを紹介します。整理収納コンサルタント・須藤昌子さん(50代)のケースです。ここでは、須藤さんが実践している、ちょっとした考え方の工夫で簡単に片付けができる4つのコツについてご紹介します。

1:ためこみがちな「試供品」はすぐ使う, 2:使っていないものは、1か所にまとめるだけでOK, 3:片付けのルールは「最低限」だけ決めればOK, 4:「なくても大丈夫」という気持ちをもつ

苦しくない片付けで、すっきりした空間をつくるために大切なことは?

【写真】50代、なくても案外困らないもの

1:ためこみがちな「試供品」はすぐ使う

1:ためこみがちな「試供品」はすぐ使う, 2:使っていないものは、1か所にまとめるだけでOK, 3:片付けのルールは「最低限」だけ決めればOK, 4:「なくても大丈夫」という気持ちをもつ

もらったものはため込まないように心がけています

サンプルや試供品など、つい「いつか使うかも」と置いたままになっていませんか? もらった瞬間がいちばん新鮮で、忘れることなく、実際に使うのに最適なタイミングです。「そのうち行くであろう旅行のときに」など、使う機会が明確でないことのために「とりあえず取っておく」ではなく、もらったらすぐに使うことを心がけています。

使わなければ本来の役割を果たさないまま場所を取るだけですし、劣化する可能性も考えておくことも大事です。サンプルは「使うことを前提にもらう」と決めると、ムダも減ります。

2:使っていないものは、1か所にまとめるだけでOK

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あまり使わないものをまとめておくと、収納にも変化が

片付けようと思って、いきなり「捨てる・捨てない」を判断しようとすると、迷いが出て手が止まってしまいます。そんなときは、使っていないものを1か所に集めておくだけで十分です。

まとめておくと「思った以上に使っていないものが多い」と実感できますし、あまり使わないものがなくなった収納によって、使いやすさを実感できたりもするものです。これだけでも意識が変わり、「やっぱりこれは手放してもいいかも」と思えるきっかけになります。

私自身もこの方法を取り入れてから、「無意識に残していただけだった」と気づくことが増えましたし、段階を経て、捨てるかどうかを考えることができるので、捨てることへの罪悪感の軽減にもなりました。

3:片付けのルールは「最低限」だけ決めればOK

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郵便物をすぐに開封できるように、ハサミやオープナーも取り出しやすい場所にセット

片付けを続けるためには、ルールをシンプルにしておくとよいと思います。

・郵便物は届いたら必ずあけて中身を確認する

・残す書類と残さない書類の種類をあらかじめ決めておく

このように最低限のルールをつくっておけば、「やらなきゃ」と気負わずに動けるはず。片付けは「判断の先送り」をなくすことから始まります。

なんとなく面倒に感じて先延ばしにしてしまうのは「どうすればよいかわからない」という迷いの部分も多いと思います。だからこそ、自分が先延ばしにしてしまう理由を明確にして、やれることから始められるルールづくりは大事ではないかと思っています。

4:「なくても大丈夫」という気持ちをもつ

1:ためこみがちな「試供品」はすぐ使う, 2:使っていないものは、1か所にまとめるだけでOK, 3:片付けのルールは「最低限」だけ決めればOK, 4:「なくても大丈夫」という気持ちをもつ

「いつか使うかもしれない」と思ってものを残す人は多いですが、実際にはその“いつか”は来ないことがほとんどです。

「今の自分に必要かどうか」で判断し、「あったら便利だけど、なくても大丈夫」という気持ちをもつことも必要だと思います。買おうと思えば手に入るものは、無理に抱え込む必要はありません。

たとえば、「保存容器は5個ないと困る」と思っている人は、保存容器が3個しかないときは、食器やジッパーバックを使ってもよいと考えたなら、「ないと困るもの」は意外と少ないのではないでしょうか。