飛んでいくウクライナ国旗を打ち落とそうとしたロシア部隊、居場所がバレて反撃を受ける

長引くウクライナでの戦争

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プーチン政権がウクライナに侵攻を始めて3年半あまりの月日が経つが、ロシア軍は当初狙っていたような成果を挙げられていない。

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ロシア兵たちの問題行動

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今回発生した事態をみると、前線の兵士たちの行動もまた、ロシア軍指揮官たちを悩ませる大きな要因のひとつかもしれない。

国旗を撃とうとして反撃にあう

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2023年、風船を付けて飛んでいたウクライナ国旗をロシア軍の兵士が撃ち落とそうとしたところ、自分たちの位置を暴露、ウクライナ軍による致命的な攻撃を招く結果になったのだ。

写真:Telegram @StepanychUA

風船の付いた旗

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ニュースサイト『ビジネスインサイダー』によると、ロシア軍が撃ち落とそうとした巨大な国旗はいくつもの風船に結び付けられており、ウクライナの都市アウディイウカが市政245周年を祝って飛ばしたものだったという。

写真:Telegram @StepanychUA

軍事担当が語る

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同市の軍事担当トップ、ヴィタリィ・バラバシュが国営放送で説明した内容によると、ウクライナ軍が旗を空に放ったあと、被占領地上空へと漂っていき、そこで事件が起きたのだという。

開市245周年の記念日

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バラバシュはこう語っている:「今日はアルディイウカ開市245周年の記念日です。そこで記念の催しとして国旗に風船を付けて空に放ちました。それがドネツク市のほうに漂っていったんです」『ウクライナ・プラウダ』紙が伝えている。

写真:Telegram @StepanychUA

「けっこうな騒ぎに」

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バラバシュはこう続けている:「すぐに旗を落とそうとしている音が聞こえてきました。けっこうな騒ぎになっていて、撃ち落とそうとしていました。ですが、国旗はドネツク市のキーウ地区を越えてどんどん漂って行きました」

写真:Telegram @StepanychUA

伝統行事に

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ロシアがドネツク市を占拠して以来、アウディイウカの開市記念日に巨大な国旗をドネツク市に向かって放つのはウクライナの伝統となりつつある。最近では旗が大きくなりすぎて、スタジアムで広げねばならなかったほどだ。

写真:Telegram @StepanychUA

ロシア兵が発砲、位置が丸わかりに

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ニュースサイト「Euromaidan Press」によると、バラバシュはこう語ったという:「ウクライナの国旗がドネツク市の方に向かっていくと、ロシアの兵士たちがなんとしても撃ち落とそうとして下から発砲、攻撃地点の場所が丸わかりになりました」

反撃にも言及

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さらにバラバシュは2023年9月9日に起きたウクライナ軍による反撃を念頭に起きつつ、こう語っている:「昨日は第110旅団のみなさんが力を尽くしてくれました」

セレモニーは大成功

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第110旅団がロシア軍に対して与えた損害の詳細は明らかになっていないが、ロシア兵の失態がなくともこのセレモニーは大成功だったのだという。

写真:Telegram @StepanychUA

数時間にわたって漂う

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バラバシュはウクライナ国旗が数時間にわたってドネツク市上空に漂っていたことに触れ、これはいままでのセレモニーのなかでも最もうまく行った例だと述べている。

写真:Telegram @StepanychUA

解放を待つ人々へのメッセージ

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バラバシュはこう語っている:「被占領地域に住む人々から、ドネツク市の解放を心待ちにしていると多くのメッセージをいただいています」とはいえ、残念ながら国旗はやがて地面に落下してしまった。

ドネツク市内に落下

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オンライン紙『キーウ・インディペンデント』によると、国旗はドネツク市の複数地域の上空を漂った後、レニンスキー地区へと落下したという。国旗を使ったアピールはこれで終わったが、ロシア兵はこの後さらに困ったことになってしまったわけだ。

ドネツク州中部の都市

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アルディイウカはドネツク州中部にあり、2022年2月のロシアによる侵攻開始以来同市を巡って激しい攻防が繰り広げられてきた。それでも、ウクライナ軍による堅固な防衛のおかげでいまでもロシアの手に落ちてはいない。

写真:Anastasiya Fedorenko, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons

かつては繁栄していたが

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だが、かつての繁栄は影を潜めてしまった。『キーウ・インディペンデント』によればアルディイウカは昔は人口3万人を越え賑わっていたのだが、ロシア軍による絶え間ない砲撃によって町は破壊され荒廃してしまった。

いまでは住民もわずかに

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『ニューヨーク・タイムズ』紙は、2023年6月時点で同市に残っていた住人はわずか1700人で、市はもはや水道・電気・食料などが供給できず、ボランティアが生活を支えていると伝えた。

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