大型で強い台風26号(フォンウォン) 明日から沖縄はうねりや高波に注意

大型で強い台風26号(フォンウォン) 明日から沖縄はうねりや高波に注意

2025/11/08 16:27 ウェザーニュース

11月8日(土)15時現在、大型で強い台風26号(フォンウォン)は今朝よりさらに発達し、フィリピンの東を西進しています。

日本からは離れていますが、沖縄では明日9日(日)から波の影響が出始めるほか、進路次第では強風や大雨など影響を受ける可能性もあるため今後の台風情報に注意してください。▼台風26号 11月8日(土) 15時

中心位置 フィリピンの東

大きさ階級 大型

強さ階級 強い

移動 西 30 km/h

中心気圧 955 hPa

最大風速 40 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 60 m/s

週明けには南シナ海から台湾方面に進む可能性

台風26号は明日にかけてさらに発達し、非常に強い勢力となってフィリピンのルソン島へ接近・上陸する見込みです。フィリピンでは大荒れの天気になるおそれがあります。

フィリピンを通過した後は速度を落とし、南シナ海で進路を北に変える予想です。中心気圧は徐々に高くなりますが、暴風域を伴う勢力を維持したまま台湾付近へ北上する可能性があり、その後の進路はまだ不確実となっています。

この図の細い線1本1本は、台風予報の基礎となっている数値シミュレーションの結果をそのまま描画したものです。予測の不確実性を解説するために参考で掲載しています。

しばらく西寄りに進む傾向は揃っているものの、フィリピンのルソン島を通過した後からは予測のばらつきが大きくなっていることがわかります。台湾付近を通って沖縄方面へ東進する進路を予測しているものもあれば、南シナ海を西進する予測をしているものもあります。

進路次第で影響が大きく変わります。日が経つにつれて誤差は縮小しますので、今後の台風情報にご注意ください。

沖縄は前線や台風の影響に注意

日本からはまだ離れた所を進んでいますが、沖縄では明日9日(日)午後から、先島諸島を中心に台風26号を起源とするうねりを伴った高波が予想されます。その後もしばらく波の影響が続く予想です。

また、来週は沖縄付近に前線が停滞し、雨が強まる可能性があります。台風26号が沖縄方面に接近した場合には、強風や大雨などの影響が大きくなる可能性が考えられるため、今後の情報に注意してください。

次第に台風が本州に接近しにくい気圧配置に

平年の台風発生数 台風発生数の平年値を見ると、11月の台風発生数の平年値は2.2個で、まだ台風の発生しやすいシーズンです。

気圧配置の変化で本州方面には北上してきにくいものの、南アジア・東南アジア方面はまだ注意が必要な時期が続きます。

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風26号の「フォンウォン(Fung-wong)」は香港が提案した名称で、香港の鳳凰山(ランタオピーク)やフェニックスの意味からつけられた呼称です。