大型で非常に強い台風26号(フォンウォン) 今夜フィリピンへ 沖縄も影響に注意

大型で非常に強い台風26号(フォンウォン) 今夜フィリピンへ 沖縄も影響に注意
2025/11/09 16:29 ウェザーニュース
11月9日(日)15時現在、大型で非常に強い台風26号(フォンウォン)はフィリピンの東を西進しています。今夜から明朝にかけてフィリピンに接近・上陸する見通しです。
沖縄ではうねりを伴った高波のほか、強風や大雨などの可能性もあるため今後の台風情報に注意してください。▼台風26号 11月9日(日) 15時
中心位置 フィリピンの東
大きさ階級 大型
強さ階級 非常に強い
移動 西 30 km/h
中心気圧 950 hPa
最大風速 45 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
フィリピン・ルソン島の一部が暴風域に 被害に警戒

衛星画像を見ると依然として台風の目がはっきりとしていて、非常に発達していることがわかります。また、フィリピンの広範囲を覆うほどの大きさであることがわかります。ルソン島も一部が暴風域に入りました。
台風26号は非常に強い勢力で、今夜から明日10日(月)の朝にかけてフィリピンのルソン島へ接近・上陸する見通しです。現地では暴風や大雨による被害が懸念されます。身の安全を第一に行動するようにしてください。
フィリピンを通過した後は速度を落とし、南シナ海で進路を北に変える予想です。次第に勢力を落としながら週後半にかけて台湾付近へ北上するとみられます。
現時点の予想では、台湾に接近・上陸する頃には暴風域を伴わない勢力になり、沖縄方面に進む頃には次第に温帯低気圧の性質に変わっていく見通しです。
沖縄は前線の影響も加わり雨や風が強まる可能性

日本からはまだ離れた所を進んでいますが、沖縄では今日9日(日)の夜から台風26号を起源とするうねりを伴った高波が予想されます。その後もしばらく波の影響が続く予想です。
また、沖縄付近では今夜以降、高気圧の縁をまわる湿った空気や台風からの湿った空気が流れ込みやすくなり、次第に停滞前線が形成される予想です。
台風26号は温帯低気圧の性質に変わりながら週後半に沖縄の先島諸島などに近づく可能性が考えられ、前線や台風(低気圧)の影響で雨や風が強まるおそれがあります。今後の台風情報・気象情報に注意してください。
次第に台風が本州に接近しにくい気圧配置に

平年の台風発生数 台風発生数の平年値を見ると、11月の台風発生数の平年値は2.2個で、まだ台風の発生しやすいシーズンです。
気圧配置の変化で本州方面には北上してきにくいものの、南アジア・東南アジア方面はまだ注意が必要な時期が続きます。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風26号の「フォンウォン(Fung-wong)」は香港が提案した名称で、香港の鳳凰山(ランタオピーク)やフェニックスの意味からつけられた呼称です。
気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構