掃除をラクにするはずが後悔。「汚れ防止テープ」を使って気づいた意外な落とし穴
新築物件への引っ越しするとき、「なるべく汚したくない」と汚れ防止テープをはる人も多いはず。しかし、約2年前に注文住宅を建てたESSEonlineライターの佐藤望美さんは、水回りに汚れ防止テープをはったものの、「やらなければよかった」と後悔しているのだそう。その理由について詳しく伺いました。

「汚れ防止テープ」にまつわる失敗談を紹介します
【写真】粘着剤がこびりついて、はがすのにひと苦労
掃除をラクにするつもりで買ったけれど

廊下のない間取りを選択
約2年前に、注文住宅を建てた筆者。夫と子ども2人の4人暮らしです。延床面積は86.94平米(約26坪)で、小さな2階建て住宅。
間取りや素材、なにもかもこだわって建てたので、なるべく長くきれいな状態を保ちたい。そう思うのは当然のこと。だから、油汚れや水アカ汚れがたまりにくくするため、水回りは汚れ防止テープをはることにしたのです。
マスキングテープや養生テープを使う人も多いようですが、「薄くて破れるのでは?」と心配になり市販の専用テープを購入。
テープをはった場所は、浴室の浴槽や床面のコーキング、そしてキッチンのガスコンロ回りです。とくに浴室は範囲が広いので、それなりの長さが必要。30mm×10mではたりず、さらに買いたしてテープだけで2000円ほどかかっています。
それでも、「このひと手間で掃除がラクになるのなら」と思って導入しました。
「汚れ防止テープ」に汚れがたまってしまう

100円ショップのマスキングテープとは違い、専用テープは厚手でしっかりしており粘着力も強力。しばらくは満足していましたが、実際に住み始めてみると気になることが。
テープと接着面の境目が汚れ、それがかなり目立つのです。もちろんふいたりブラシで掃除したりしていますが、どうしても汚れが入り込んでしまい、すぐたまってしまいます。
掃除や入浴のたびに汚れが目につき、テンションが下がる…。テープをはっても、はっていなくても、浴室はどうせ毎日掃除する。
「それなら、はらないほうがラクに掃除できるのでは?」と思い、結局は数か月ではがしてしまいました。
粘着剤がこびりついて、はがすのにひと苦労

専用テープは粘着力が高いぶん、はるときも空気が入らないように、ゆがみが出ないようにと気をつけたのに、はがすのもひと苦労。しかも粘着剤が多く残ったままで、ベタベタを取りきるのに相当時間がかかりました。時間もお金も損した気分です。
もしかすると、専用テープではなくもっと安価で薄いテープをこまめにはり替える方が、ベタベタを防止するにはいいかもしれません。私はこまめにはり替えるのも面倒だと判断。テープ自体をやめてしまいました。
はがしたあとは、気分すっきり。さっと毎日掃除するだけできれいを保てています。こまめに掃除するタイプの人には、こうしたテープは向いていないようです。
家事ラクをうたうアイテムは、家事する頻度やどの程度汚れを気にするかを考えて選ぶとよいかもしれません。