高市首相、G20終え帰国 中国首相と“接触なし” 日中亀裂…国内観光などに影響も
高市首相は南アフリカで行われたG20サミットを終え、帰国しました。滞在中、中国の李強首相との接触はなかったということです。こうした中、国内の観光などへの影響は日に日に大きくなっています。
■高市首相“対話はオープン” 中国のメディアは…
24日午後9時すぎ。羽田空港に降り立った高市首相。2日にわたって行われたG20サミットから帰国しました。
この週末、注目されていたのが、日本との関係が急速に冷え込んでいる中国のナンバー2、李強首相との接触です。

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1日目、2人の距離が2メートルほどに近づいた際、一瞬、視線があったようにも見えますが接触することはなく、2日目も言葉を交わす様子などは見られませんでした。
高市首相「李強首相と会話する機会はなかった。我が国としては中国との様々な対話についてオープン。扉を閉ざすようなことはしていない」
対話はオープン。ただ、これに中国共産党系のメディアは…
中国共産党系メディア『環球時報』「日本の対話姿勢は偽善的だ。『対話を望む』と言いながら、誤った発言の撤回には一切触れない。偽善的であり無意味だ」

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台湾を支援するアメリカ軍が中国から攻撃される例をあげた上で、日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」になりうるとした高市首相の答弁をきっかけに、中国側の批判は強まるばかり。
別の中国メディアは「軍国主義者復活への道」と題し、イラストとともに報道。両手をあげる高市首相、影はガイコツになっていて、鏡に映し出されているのは軍人です。
チャイナ・デイリー「高市は戦後初の現職総理大臣として中国を武力で脅し、日本を『戦闘可能な国』にしようとしている」
■年末までの日本の経済損失は1900億円ほどか…
すでに、日本の経済に影を落とし始めています。
茶道体験ができる東京・浅草の施設。年間3000人ほどの中国人が訪れているそうですが…
茶道体験「茶禅」代表「今週は4組団体キャンセル。(1組)40人、中国の学生グループ。毎年何回もリピートで来てくれている旅行会社」
中国人客のキャンセルはこれまでに200人ほど。損失は100万円弱にのぼるといいます。

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中国の旅行専門調査会社によると、年内に予定されていた中国から日本への旅行件数のうち、およそ3割がキャンセルとなっていることが判明。年末までの日本の経済損失は1900億円ほどにのぼる可能性があるといいます。
(11月24日放送『news zero』より)