出汁も鍋も使いません。ツヤツヤの「筑前煮」はお正月のひと品にもぴったり|キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、お正月のひと品としても重宝する「筑前煮」をご紹介します。

煮物は、難しくない

年の瀬の忙しいこの時季、日持ちがして、普段のごはんにはもちろん、お正月のひと品としても重宝するおかずがつくれるといいですよね。

今回ご紹介するのは「筑前煮」。先日まで放送されていたドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』にも登場していたので、ピンとくる方も多いはず?

煮物というと手がかかるイメージがありますが、今回つくるのは出汁も鍋も不要、味がしみしみ&つやつやの筑前煮

材料の切り方・下処理から、丁寧に説明しますね。

筑前煮

鶏肉やしいたけからうまみが出るので、出汁を使わなくてもじゅうぶん美味しく仕上がります。

冷蔵庫で4日ほど保存可能ですので、多めにつくり置きしておくのもいいですね。

<材料(つくりやすい分量)>

・鶏もも肉…200g

・れんこん…1/2個

・しいたけ…3枚

・にんじん…1/2本

・ごぼう…1/2本

・こんにゃく…1/2枚

・スナップエンドウ(絹さや、インゲンでもOK)…5〜6さや

・油…大さじ1

★調味料

・しょうゆ…大さじ2

・料理酒…大さじ3

・みりん…大さじ2

・砂糖…大さじ2

・水…70ccほど

<つくり方>

1. こんにゃくはスプーンを使ってひと口サイズにする。フライパンに湯を沸かし、こんにゃくを入れて3分ほどゆで、ざるにあげる。

2. スナップエンドウ(または、きぬさや)は筋を取っておく。

3. しいたけは軸をとり4等分にする。皮をむいたれんこんとにんじん、ごぼうを食べやすい大きさの乱切りにする。このとき、それぞれの大きさをあわせるとよい。

4. フライパンに油を大さじ1入れ、鶏肉を皮目を下にして中火で焼く。

5. 鶏肉に焼き色がついたら、れんこん、にんじん、ごぼう、こんにゃく、しいたけを加え、★以下の調味料を入れる。

6. 煮立ったら、クッキングシート(クッキングペーパーでもOK)を落とし蓋代わりに上から被せて、弱めの中火で7分ほど煮る。

7. 落とし蓋をはずして、スナップエンドウを加えたら、ときどき全体を混ぜながら4分ほど火を通す。全体にツヤっとした照りがついたらできあがり。

<ポイント>

忙しい時季の料理は、手間を上手に省ける食材を選ぶのもいいでしょう。今回、鶏肉は唐揚げ用にカットされたものを使用。しいたけは乾燥だと戻す手間がかかるので生のものを、ごぼうは洗いごぼうを選びました。

最後に加えるスナップエンドウは、絹さややインゲンでもOK。緑のものがひとつ入ると彩りがよくなります。

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