600匹を超えるポケモンがお出迎え、目の前に広がる冒険の世界 2月5日オープン「ポケパーク カントー」最速リポート
ポケモン初の屋外常設施設「ポケパーク カントー」が2月5日、よみうりランド遊園地(東京都稲城市、川崎市)内にオープンする。オープンを前に26日、メディア内覧会が行われ、一足先に「ポケパーク カントー」を訪れた。600匹を超えるポケモンが生息する森と街の様子を、ポケモンファン歴27年の記者がリポートする。(メディア局 原啓一郎)

ポケットモンスターの世界へ、レッツゴー!
ゲームさながら、冒険は研究所から!
よみうりランドの一角に設けられたポケパーク。冒険はゲーム「ポケットモンスター」シリーズさながら、研究所から始まる。研究所を抜けると、目の前はもうポケモンの世界だ。

研究所には巨大なモンスターボールも。冒険心がそそられる
しばらく歩き、ポケモンたちが暮らす全長約500メートルの森「ポケモンフォレスト」を目指す。都心から1時間の立地で、都心の 喧騒(けんそう) とは無縁。遠くに山並みが見える風景は、まるでカントー地方の「トキワの森」を目指すような気分だ。
そして、いよいよポケモンフォレストに到着。そこは『ピカチュウ』や『イーブイ』たちが暮らす森だ。
視界いっぱいに広がる、たくさんのピカチュウとイーブイたち。思い思いに遊んだり、木の実を食べたり、戦ったり……。今にも動き出しそうな姿で、森の中で暮らしている。
よく見ると、しっぽの先端がハート形になったピカチュウがいた。ピカチュウはオスとメスで姿が異なり、ハートのしっぽのピカチュウは女の子なのだ。イーブイも同じくオスとメスで姿が違うポケモンで、それもきちんと表現されている。一匹一匹をじっくり眺めたい気持ちと、「この先はどんなポケモンがいるのだろう」と、はやる気持ちが混ざり合って、先を急ぎたいのに行きたくない。複雑で充実した感情だ。

森にはたくさんのポケモンが住む。木の上にはむくどりポケモンの『ムックル』の姿も
ピカチュウたちの森を抜け、木の板張りの歩道を進んでいると、通行止めとぶつかってしまった。まるねずみポケモン『ビッパ』たちが、工事のために歩道を横断しているからだ。どうやら回り道が必要らしい。歩道から外れ、傾斜のある山道を登っていく。
山道からは、ビッパたちの工事の様子がよく見える。太い木の幹を自慢の前歯で削ったり、小さな木の枝を運んだり、丸太でのんびり休憩したり……。ビッパはゲーム「ダイヤモンド・パール」でたくさん出会うポケモンで、当時も今も何げなく接している1匹だったが、こんなにもかわいいとは知らなかった。道端でこちらを不思議そうに眺める1匹のビッパの、おっとりしたつぶらな瞳に吸い込まれてしまいそう。ついついゲットしたい気持ちをこらえ、名残惜しいが先を行く。
森にはビッパや、その進化系の『ビーダル』も生息しているようだ。先ほどのピカチュウの森とは生態系が異なるからか、空気の味や匂いも、微妙に違って感じる。二つの森はすぐそばにあるはずなのに、不思議だ。
森や坂道を抜けると、目的地のカヤツリタウンはもうすぐだ。

木の枝をくわえて歩道を横断するビッパたち。回り道しよう
カヤツリタウンでポケモンたちと触れ合おう
カヤツリタウンに到着すると目に飛び込むのが『アシレーヌ』がモチーフの噴水と、ゲームでおなじみ「ポケモンセンター」「フレンドリィショップ」だ。冒険の疲れをポケモンセンターで癒やしたり、フレンドリィショップでオリジナルのドリンクを楽しんだりして、早速、街の散策に出かける。

カヤツリタウン入り口の、『アシレーヌ』がモチーフの噴水
街のメインストリートは、グッズ満載のワゴンが立ち並ぶトレーナーズマーケットで、グッズやフードなどが販売されている。ワゴンの看板に描かれたポケモンも多種多様で、グッズに合ったポケモンが選ばれており、ファンがうなること間違いなしだ。
街の左右にある「カヤツリマンション」と「ポケモンふれあいハウス」では、ピカチュウやイーブイたちとのグリーディングを楽しめる。「カヤツリマンション」ではピカチュウとイーブイに会えるが、「ポケモンふれあいハウス」で出会えるポケモンは日替わり。どのポケモンが飛び出してくるかドキドキだ。
体験型の施設も充実だ。メインストリートの奥の「カヤツリジム」では、ピカチュウとパフォーマーによる、光と音楽のステージショーが1日4回開催される。街では1日2回、ピカチュウとイーブイが街中を更新するパレードが行われ、街が大いに盛り上がる。二つのライド型アトラクション「ピカピカパラダイス」「ブイブイヴォヤージュ」も見逃せない。
そしてもちろん、カヤツリタウンにもポケモンは暮らしている。街の建物の間や屋根の上にも、ポケモンたちが見つかるかもしれない。アトラクションやショッピングの合間に、街に暮らすポケモンたちを探してみよう。
オリジナルグッズも充実~カチューシャでポケモン気分
タウンを抜けると、研究所に戻ってくる。研究所の隣の「ポケモンだいすきショップ」で、グッズの買い物を楽しもう。
ショップでは主に「ポケパーク カントー」がテーマのオリジナルグッズが販売されている。「ブイブイヴォヤージュ」に登場するイーブイたちをステンドグラス風に描いたグラスやステッカーや、「ポケモンフォレスト」らしく、森に生息するポケモンのTシャツなどが多い。
また、ポケモンの耳を模したカチューシャも多数販売されている。フォレストやタウンに行く前に買い物もできるので、カチューシャをつけて、ポケモン気分でポケモンフォレストやカヤツリタウンを歩くのもいいだろう。

『ミノムッチ』や『モンジャラ』もグッズに。ポケモンの選定が広く、ファンにうれしい
パークは巨大なタイムマシン
「ポケパーク カントー」は、当時ドット絵で描かれていた世界に飛び込む体験そのものだった。600匹を超えるポケモンたちは、一匹として同じ表情はない。それがまさに、ポケモンが暮らし、息づいている姿を、なおリアルに描いているのだ。そしてパークでポケモンと出会うと同時に、ゲームの中での出会いと、その時プレーしていた自分自身の思い出も鮮明によみがえる。時渡りのような感覚は、まるで巨大なタイムマシンだ。
現役ポケモントレーナーはもちろん、あの時ポケモントレーナーだった人まで、思い出を探しに、ポケモンの世界に足を運んでみてはいかがだろうか。
「ポケパーク カントー」は2月5日にオープン。チケットの購入情報や、施設の詳細などは公式ホームページ(https://www.pokepark-kanto.co.jp/ppark/top/index)から。