東京ディズニーリゾート、カスハラは利用「お断り」…オリエンタルランドが対策方針
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(千葉県浦安市)は、同社グループの「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を初めて策定した。客からの理不尽な要求(カスハラ)となる行為を例示し、該当すると判断した場合、サービスや施設利用を「お断り」すると明記した。

東京ディズニーランド(2021年10月、読売ヘリから)
同社広報によると、厚生労働省が昨年末、企業にカスハラ防止対策を義務づける方針を打ち出したことに対応した。
基本方針では、カスハラの主な例として、〈1〉要求内容が妥当性を欠く〈2〉要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当〈3〉その他の迷惑行為――を示した。
「妥当性を欠く」要求の例として、商品やサービスに欠陥や過失がない、もしくは関係がない場合などとした。
「社会通念上不相当」な例としては、身体・精神的な攻撃、威圧・差別・性的な言動、土下座の要求や従業員への個人攻撃、優遇措置や金銭補償など過度な要求を例示した。
「その他の迷惑行為」として、グループや従業員へのインターネット、SNS上での 誹謗(ひぼう) 中傷を挙げた。
カスハラに該当すると判断した場合、原則として「以降のお客様対応、各種サービス、施設の利用を断る」とし、必要に応じて警察への通報など適切な措置を講じるとしている。
同社広報は「今まで以上に従業員の安全と安心を確保し、より多くのお客様に高い体験価値を提供できるよう取り組む」としている。