風邪の気配や不調を感じるときに。食欲がない日でも無理なく栄養がとれる「看病レシピ」3選

香味野菜とごま油の香りで食欲アップ「かに玉風 にらあんかけ」

食欲がない、のどが痛い、疲れが抜けない……体調がゆらぎやすい日に頼りたいのが、体に負担をかけない“やさしいごはん”。とろみのある口当たりやふっくらした食材は、弱っているときでも無理なく食べられます。消化しやすく、たんぱく質や野菜もしっかりとれるので、体をいたわりたいときにぴったりです。

「やさしい看病レシピ」を教えてくれたのは管理栄養士の牧野直子さん

レシピを教えてくれたのは

牧野直子さん 

管理栄養士。栄養指導や教育活動に携わり、栄養相談、食生活についてのアドバイスの実績は多数。料理研究家でもあり、作りやすくおいしくて元気になる料理に定評がある。

野菜たっぷり三宝菜

八宝菜風の一皿を材料3つで手軽に

野菜たっぷり三宝菜

【材料・2人分】

むきえび…150g

にんじん…1/2本

チンゲンサイ…1株

■A<混ぜる>

 片栗粉、オイスターソース…各小さじ1

 とりガラスープの素…小さじ1/2

 水…1/2カップ

サラダ油 塩 こしょう

【作り方】

1.にんじんは皮むき器で薄く削り、4~5cm長さに切る。チンゲンサイは葉と軸に分け、葉は横2cmに、軸は縦1cm幅に切る。えびは背に切り目を入れる。

2.フライパンに油大さじ1を中火で熱し、にんじん、チンゲンサイの軸の順に入れ、しんなりするまで炒める。えびを加えて色が変わるまで炒め、チンゲンサイの葉を加えてさっと炒める。

3.Aを再び混ぜて加え、とろみがつくまで炒め、塩、こしょうで味をととのえる。

(1人分140kcal/塩分1.3g)

<memo>

β-カロテンは油と一緒にとると吸収率が高まります。ただし、油のとり過ぎは消化不良を招くので、適量を心がけて。

白身魚と水菜のレンジ蒸し

魚はレンチンで酒蒸しにすると、しっとり

白身魚と水菜のレンジ蒸し

【材料・2人分】

白身魚(生だら、鯛など)…2切れ(約200g)

水菜…2株(約120g)

しょうがのせん切り…小さじ1かけ分

■A<混ぜる>

 ポン酢じょうゆ…大さじ2

 ごま油…小さじ1

塩 酒

【作り方】

1.水菜は4~5cm長さに切り、耐熱皿に広げる。

2.魚は塩少々をなじませて1にのせ、しょうがを散らして酒大さじ1を回しかける。

3.ラップをかけ、魚の色が完全に変わるまで600Wで3~4分レンチンする。そのままおいて蒸らし、Aをかける。

(1人分114kcal/塩分2.0g)

※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら 0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

かに玉風 にらあんかけ

香味野菜&ごま油の香りが食欲をそそる

かに玉風 にらあんかけ

【材料・2人分】

かにかま…5本(約40g)

■卵液<ボウルに混ぜる>

 溶き卵…4個分

 塩、こしょう…各少々

■A

 だし汁…3/4カップ

 しょうゆ、みりん…各小さじ2

■B<混ぜる>

 片栗粉、水…各大さじ1/2

ごま油

 

【作り方】

1.ねぎはみじん切りにし、かまぼこはほぐして、ともに卵液に加えて混ぜる。にらは5mm幅に切る。

2.フライパンにごま油大さじ1を強火で熱し、卵液を流し入れる。大きく混ぜ、半熟状態になったら器に盛る。

3.続けてフライパンにAを入れ、煮立ったらにらを加えてさっと煮る。Bを加えて混ぜ、とろみがついたら2にかける。

(1人分237kcal/塩分1.8g)

<のどが痛いときには>

のどを刺激しないよう、酸味のあるものや辛いものをとるのは避けましょう。また、料理にとろみをつけるとのどごしがよくなり、食べやすくなります。

* * *

やさしい味付けの料理なら、胃腸やのどへの負担も少なく、からだもスッと受け入れてくれるはず。手軽につくれるので、看病する人の気持ちもラクに◎。“無理しないごはん”を日常の選択肢に加えてみてくださいね。

レシピ考案/牧野直子 撮影/豊田朋子 スタイリング/佐々木カナコ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt

文=畠山麻美