ウクライナで中国人戦闘員が捕虜に:中国政府の関与は?
ウクライナで捕虜となった中国人傭兵

ロシア軍の指揮下でウクライナ軍と交戦していた中国人戦闘員の王広軍と張仁波。この2人がウクライナの捕虜となったことで、中国政府がひそかにロシアに対する軍事支援を行っているのではないかという疑惑が持ち上がった。
中国政府との繋がりを否定する捕虜

しかし、『キーウ・インディペンデント』紙によれば、2人はウクライナ政府が主催した記者会見の中で、中国政府との繋がりを否定。オンライン広告を通じて傭兵になったと主張した。
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報酬は毎月3,000ドル

また、王氏はTikTokの広告を通じて、ロシア軍に入隊したという。このとき、募集担当者は王氏に対し、報酬は毎月最大3,000ドルに上ると告げたそうだ。
宣伝文句はウソだった

ところが、王氏いわく、ロシア軍に入隊するや携帯電話や銀行カードを没収されてしまい、支払われるはずの報酬にもアクセスできなかったとのこと。『キーウ・インディペンデント』紙が伝えた。
建設作業員

一方、張氏は2024年12月にロシアに渡航。最初は建設作業員の仕事に応募したが、結局、ロシア軍に入隊することになってしまったようだ。
裏付けはなし

2人の捕虜は自国の人々に対し、ロシア軍の傭兵にならないよう警告している。ただし、『キーウ・インディペンデント』紙いわく、2人は捕虜であり、彼らの発言の裏付けをとるのは事実上不可能だ。
「ロシアはウソばかり吹聴」

ともあれ、2人は「ロシアはウソばかり吹聴しています。フェイクです。ロシアは言うほど強くないし、ウクライナもそこまで劣勢ではありません」と述べた。『デイリー・テレグラフ』紙が報じている。
ゼレンスキー大統領の主張

同紙によれば、ウクライナのゼレンスキー大統領は、中国人戦闘員150人あまりがロシア軍のもとで、ウクライナ軍と交戦していると主張したという。
中国政府は「中立」を主張

これに対し、中国政府はゼレンスキー大統領の発言は「無責任」だと反論。ウクライナ和平を「断固支持」するとしつつも、中立の立場を表明した。『デイリー・テレグラフ』紙が伝えている。
正式に部隊を派遣したのは北朝鮮のみ

同紙はさらに、今のところロシアに部隊を派遣した国は北朝鮮だけだと指摘。その一方で、アフリカや中東、キューバなどからやって来た傭兵が戦闘に参加しているという情報もある。
北朝鮮軍部隊はロシア領内でのみ活動

また、ロシア軍の配下で戦闘を行う北朝鮮兵は1万2,000人ほどいると見られているが、その活動範囲はロシア領のクルスク州に限られており、ウクライナ領内に派遣されたという情報はない。
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