30代、2児の母がベッドも敷き布団も手放した理由。「寝袋暮らし」を3年間続けてみたら

普段当たり前のように使っている大型家具も、手放してみると思いがけないメリットが見えてくることがあります。ミニマリスト歴11年のインフルエンサー、SHIROさん(30代)は、ベッドとマットレスを手放し、寝袋に乗り換えました。すると、収納がすっきりし、掃除の手間も大幅に減ったといいます。寝袋を導入して感じたメリットについて、詳しく教えていただきました。

寝袋と薄型の敷マットをベッドがわりに

【写真】寝袋を敷いた寝室

ベッドを手放して敷布団へ。しかし手間は減らせなかった

「来客用の布団セットを手放した」というのは、よく聞く話。かさばってクローゼットを占領してしまうため、処分したらゆとりが生まれたという人も多いはず。

でも、ミニマリストのSHIROさんは、さらに自身のベッドも手放したそうです。

「子ども2人と一緒にダブルベッドで寝ていた時期もありました。でも、ベッドは置いてあるだけでスペースを圧迫するし、手狭なマンションだとくつろぐスペースがなくなってしまいます。それに、ベッド下にホコリがたまってストレスに…」(SHIROさん、以下同)

SHIROさんはベッドを処分し、敷布団へきり替えました。

「畳んで押し入れに収納できるぶん、スペースは確保できるようになりました。でも、重たくて分厚い敷布団を上げ下げするのが大変」

敷布団は気軽に洗濯できず、クリーニングなどお手入れの手間もかかります。

「結局、大変さはベッドのときと変わらなかったんです」

思いきって敷布団を処分。寝袋で寝ることに

30代、2児の母がベッドも敷き布団も手放した理由。「寝袋暮らし」を3年間続けてみたら

そこでSHIROさんは敷布団も思いきって処分。約3年前からは寝袋で寝ています。

「布団の上げ下げや管理。1日の中で考えたらそれほど時間がかかることではないけれど、積み重なると大変になります。あるとき『寝袋でもいいのでは』と思い立ってためしてみたら、思いのほかピッタリはまりました」

SHIROさんが使用しているのは、ベアーズロックというアウトドアメーカーの寝袋「ねぶくろん」。寝袋と布団をいいとこどりした、コンパクトな寝袋です。

「とにかく薄くて軽いんです。通常のミノムシ型寝袋と違い、ファスナーで掛ける部分と敷く部分を分離させられるため、敷布団と掛け布団のように使えます。同じメーカーのコンパクト敷マットを敷いてシーツをかけているので、寝心地や見た目は布団とほぼ変わりません」

お手入れは、通常の洗濯でOK。定期的に自宅の洗濯機で洗っているそう。

「寝袋、敷マットそれぞれ1万円前後で、3年使っても劣化はほとんど感じません。コスパもよいです」

寝袋はデメリットを感じないほど快適だった

収納した状態の敷マット(左)と寝袋(右)

保温性も高いため、SHIROさんは真冬でも寒さを感じたことはないそう。毛布をたしたりせず、オールシーズン同じスタイルで寝ています。

「普段は軽く折りたたんで押し入れに入れていますが、収納するときのコンパクトさもお気に入り。薄いから、寝袋はたたんで収納袋に入れるとこんなに小さくなります。敷マットも空気を抜くことができるため、押し入れの布団コーナーがスリムになりました」

ベッド、マットレス、そして分厚い敷布団を手放して、「収納も心も身軽になった」と話すSHIROさん。ベッドを手放すというのはなかなか難しいかと思いますが、もたない暮らしの一例として、参考にしてみてはいかがでしょうか。