艦船派遣めぐり…トランプ大統領、日本を名指しし要請「血の代償を払うよう強く促す」

トランプ大統領は、日本を名指しで何度もホルムズ海峡の支援を呼びかけています。日本の対応が迫られる中、原油の高騰で、繁忙期の引っ越し業者でも影響が出ていました。

■トランプ氏 艦船派遣めぐり「願わくば…」が「要求」に変化

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日本時間17日、ホルムズ海峡への艦船派遣をめぐり、トランプ大統領の口からは何度も「日本」の名前が…。

トランプ大統領

「日本は石油の95%を(ホルムズ海峡経由で)輸入している。彼らに海峡に来て助けてほしい」

さらに…

トランプ大統領

「日本に4万5000人、韓国にも4万5000人の兵士が駐留している。これらの国を守っているのに『機雷掃海艇はあるか?』と聞くと『えっと関与しなくてもいいですか?』と」

この日、少なくとも4回、「日本」に触れたトランプ氏。

この前日には、自身のSNSで「願わくば、中国・フランス・日本・韓国・イギリス、その他の国々がこの地域に艦船を派遣するだろう」と投稿していました。

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「願わくば」だったはずが、日本時間17日は…

トランプ大統領

「海峡に経済を依存する国々には血の代償を払うよう、我々は強く促す」

たった一晩で、「要求」に変わりました。

■EUやドイツからは…艦船派遣に否定的な声

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当初、短期決戦を目指したイランとの戦闘は長期化の様相を呈しています。イラン側はアメリカとイスラエルの攻撃により、1444人が死亡したと主張しています。(※16日時点、アルジャジーラより)

23歳の息子を亡くしたという女性は、息子は虫も殺さない優しい性格だったといいます。

軍人の息子が死亡した女性

「アリを見たら『ママ、アリを殺しちゃダメだよ。かわいそうだ』と言ってました。息子は何も傷つけません。なんと言えばいいのか」

アメリカによる先制攻撃に疑問の声も上がる中…

EU カラス上級代表

「これはヨーロッパの戦争ではない」

EUやドイツからは、ホルムズ海峡への艦船の派遣に否定的な声が上がっています。

■トランプ氏、今月末予定の中国訪問…約1か月延期を要請

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日本同様、名指しされた中国は態度を明らかにしていません。これに対し、トランプ氏は今月末から予定していた中国訪問のおよそ1か月延期を中国側に要請しました。

日本時間17日午後4時ごろに行われた会見で、質問を受けた中国外務省の報道官は…

中国外務省 報道官

「米中はトランプ大統領の訪中時期など引き続き協議を続けている。これ以上お伝えできるものはない」

訪中延期について、具体的な評価は避けました。

■イラン“米に協力すれば「敵」”と揺さぶり

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分かれる各国の対応。これに対し、イランからも次のような発言が出ました。

イラン アラグチ外相

「我が国に不正な侵略を行う我々の敵や、その同盟国に対してのみ(海峡が)封鎖されている」

アメリカに協力すれば「敵」と見なすと揺さぶりを強めています。

■対応迫られる“自衛隊派遣” 政府内で困惑の声も…

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こうした中、世界から注目される日本の対応。

高市首相

「今、法的に可能な範囲で何ができるか、精力的に政府内で検討をしております」

17日、高市首相は、現時点で自衛隊派遣の要請はないとした上で、引き続き“対応は検討中”と説明しました。

一方で政府内からは、困惑の声も出ています。

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外務省幹部

「“日本は法的にできません”では済まないが、急にはできない話だ」

「一番つらいのは、このタイミングでトランプに会わなきゃいけないことだ」

高市首相は18日夜、トランプ大統領との会談に向けアメリカへ出発します。

■原油高騰“厳しさ増す”運送業者 引っ越しにも影響

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中東情勢の緊迫により高騰する原油価格。4月からの新生活にも、影響が広がっています。

17日、都内から千葉県へ引っ越しの作業をしていた会社。繁忙期、まっただ中ですが、頭を抱えていたのは…。

KIZUNA引越センター

「給油高騰。ダメージはくらっている」

軽油代、以前は1万円ほどで済んでいたといいますが、原油高騰により、今ではおよそ1万2000円に。この状況が続く場合は、年間200万円以上のコストがかかる見込みだというのです。

■「1番怖いのは長期化」

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さらに段ボールも、輸送費の上昇で数日前、業者から値上げの交渉が。しかし、引っ越し料金は既に見積もりが確定した人もいるため、3か月は値上げしない方針だといいます。

KIZUNA引越センター 遠藤充営業部長

「向こう3か月の見積もりに関しては、値上げせずにやっていこうと。ちょっと痛手」

今、期待しているのは、政府が19日から始めるガソリンや軽油など元売り各社へ行う補助金の支給です。

KIZUNA引越センター 遠藤充営業部長

「(補助金で軽油の価格を)もちろん下げてもらった方がうれしい。1番怖いのは長期化」

補助金で軽油がどれくらいの価格に下がるのか、先が見えず不安だと話します。

    ◇

先行き不透明なイラン情勢で生活への影響が懸念されています。