意外と知らない「冬服のしまい洗い」の基本。ニットやダウン洗濯に合う洗剤とネット選びのコツ
お気に入りの冬服をそのままクローゼットにしまっていませんか? 繊維の奥に残った皮脂や汗は、黄ばみやシミの原因になることも…。そこで、家でもできる「しまい洗い」のコツを洗濯研究家・平島利恵さんが伝授。ここでは、事前にチェックしたい「洗濯表示」と、そろえておきたいアイテム3つを教えてもらいました。

洗い方のポイントを押さえて、次の冬も気持ちよく!
【写真】服の裏についている洗濯表示をチェック
「しまい洗い」とは…
衣類に残った汗や皮脂汚れを、しまう前にしっかり落としきる洗濯のこと。黄ばみやシミ、虫食いなどを防ぎ、衣類を長もちさせます。
●自分でしまい洗いをするメリット
・クリーニング代がゼロに
・皮脂汚れがしっかり落とせる
・虫がつきにくくなって長もち
ニットもダウンも、自宅で水洗いするとさっぱり!
冬の間たくさん着たニットやダウンは、しまう前に汚れをしっかり落としておきたいもの。
「クリーニング店のドライクリーニングに出せば風合いは維持しやすいのですが、モワッとしたにおいや黄ばみのもとになる、汗や皮脂汚れは水溶性の汚れ。じつは自宅で水洗いした方がよく落ち、お金もかからないんです」と、平島さん。冬でも人は意外に汗をかき、首元や脇、背中、袖口などには汗や皮脂汚れが残りやすいそう。
「洗濯表示を確認し、水洗い可なら、洗濯機のドライコースや手洗いコースを使えばOK。最近の洗濯機は性能がよく、手洗いより簡単で失敗も少ないです」(平島さん、以下同)
洗濯表示を確認。数字や手のマークがあれば家でも洗える

まずは洗濯表示をチェック。

オケと数字のマークは洗濯機可の表示。数字は水温の上限で、30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる。下線の本数が多いほど弱く洗う必要あり。

オケと手のマークは手洗いの表示で、水温は40℃を限度とし、手洗いが可能。上限温度は下線なしが40℃、下線ありが30℃。

家庭での洗濯禁止。×がついているものはクリーニング店へ。
しまい洗いで「用意するもの」3つ
しまい洗いの際には、以下の基本アイテム3つを準備しましょう。
●おしゃれ着用中性洗剤

ウール混のニットやダウンを洗うなら、アルカリ性の洗剤は素材を傷めるのでNG。蛍光材の入っていないおしゃれ着用中性洗剤で。
●柔軟剤

動物性繊維が含まれるニットやダウンは、髪にリンスを使うように柔軟剤を使うと風合いよく仕上がり、静電気もおきにくくなる。
●洗濯ネット

洗濯ネットで型崩れ防止。目が細かいほど生地を傷めにくいので、ニットを洗うときには目の細かめのものを選んで。中で衣類が動かないようぴったりサイズのものを。
※洗剤の注意書きを確認し、使用してください