40代「ムダ買い」がなくなる工夫2つ。節約につながり、キッチンもすっきり片付く
節約のために、食べ物を「安いときにまとめ買い」する人も多いはず。ですが、安さを優先するあまり、使いきれなかったり、賞味期限ぎれを繰り返したり…。結果的にムダにしてしまうことも。そこで、ライフオーガナイザー1級のkinopikoさん(40代)に「食材ストックの工夫」を聞きました。

kinopikoさんのキッチン収納
【写真】透明な容器にストック
節約のつもりが「ムダ買い」に?ストックが増える理由

40代「ムダ買い」がなくなる工夫2つ。節約につながり、キッチンもすっきり片付く
食品の値上げが続くと、「安いときに買っておこう」とまとめ買いをすることが増えますよね。私も以前はセール品を見るとすぐに買いたすタイプでした。
ところがキッチンを見直すと、同じ食材がいくつもあったり、使いきれず賞味期限ぎれになってしまったり、買ったことを忘れていたり…。意外と食材をダメにしていることに気づきました。
ストックが増える理由の大半は「不安」で買うことだと思います。在庫をきらしたくない、安いうちに手に入れたい…という気持ちで、必要以上に増やしてしまうのです。
1:ストックする数を決めて、種類で分ける

そんなムダ買いを減らすために心がけるのが、「適正ストック数」を決めること。まずは一度、ストック食材を外に出してみることをおすすめします。たくさん買いだめしたもの、使いきれないものがわかるだけでなく、自分の買いグセにも気づけました。
そのうえで「よく使うもの/たまにしか使わないもの/ほとんど使わないもの」に分けて、ストックの上限を決めます。消費スピードや、収納の大きさに合わせて決めるとよいですね。たとえばわが家では、
・乾麺類やよく使う調味料は1つまで
・減りの早いシリアル、乾麺、牛乳などは2つまで
・粉類や茶葉のストックはもたない
といった具合に決めています。そうすることで、収まりきる・散らかりにくい・管理がラクになるメリットも。また、安売りの誘惑もうまく避けられます。「まだ家にあるから買わない」と自然に判断できるようになり、結果的にムダ買いが減りました。
2:透明な保存容器でストックを見える化
ストック管理で意外と効果が大きいと感じている方法が、「中身の見える化」です。乾物やふりかけなどを袋のままで保管していると、サイズや形がバラバラで収納しにくく、棚の中がごちゃつきやすくなりますよね。袋同士が重なってしまうと、奥のものが埋もれてしまい、「どこになにがあるのか分からない」という状態になりがちです。その結果、家にあることを忘れて同じものを買ってしまう、ということも少なくありません。
透明な保存容器に入れて管理し見える化すると、ストックの残量がひと目で分かり、どこになにがあるか把握しやすくなります。「容器に入る分だけ」と決めておくと、ストック量も自然と安定します。
さらに、形が決まった容器にそろえれば、収納の中も整いやすくなり便利。棚の中で並べやすく、取り出しやすいため、管理がぐっとラクになりました。「見える化」はストック管理だけでなく、収納を整えることにもつながり一石二鳥です。
節約の近道は「ムダをもたない」ことだった

ストックは多いほど安心と思いがちですが、実際には量が増えるほど管理が難しくなります。その結果、ムダ買いや賞味期限ぎれにつながることも少なくありません。
節約というと安く買うことに目が向きがち。ですが、私は使いきれる量を知ることが節約につながると実感しています。ただ安売りで買うのではなく、「家にストックがどれくらいあるか」「収納に入る量か」を基準に考えられるようになり、漠然とした「たりないかも」という不安が減りました。
自分の家で使いきれる量を知ることが、ムダな食材を減らし、家計にも優しい暮らしにつながるコツ。皆さんのキッチン収納の参考になれば幸いです。