Chromeから乗り換えて正解! スマホ版「Microsoft Edge」は拡張機能の宝庫だった
Chromeはデスクトップで使うぶんにはすばらしいブラウザですが、Android上では本来の力を削ぎ落とされた制限版のように感じられます。 誤解しないでください。私も長年、スマートフォンでChromeを愛用してきました。
しかし、そこには決定的に欠けている機能が1つありました。それが「拡張機能」です。これこそが、私がEdgeを試すきっかけとなった理由であり、正直なところ、乗り換えて正解だったと感じています。
【この記事の3行ポイント】
- デスクトップ版に比べて機能が制限されがちなAndroid版ブラウザにおいて、拡張機能の有無が大きな差別化要因となっている模様。
- Android版Edgeの拡張機能は現在ベータ版ではあるものの、パスワード管理や価格追跡など、実用性の高いツールが厳選されて揃っている。
- 拡張機能以外にも、AIアシスタントのCopilotやデバイス間共有のDropなど、生産性を高める独自機能がブラウジング体験を底上げ!
Chrome最大の弱点を突くEdgeの戦略

Edgeのメニュー。

拡張機能メニュー。

拡張機能を追加。

インストールした拡張機能の有効/無効を設定。

インストールした拡張機能。
ChromeとEdgeはどちらも、デバイス間でのデータ同期に優れています。デスクトップからスマートフォンへ、あるいはその逆へと切り替えても、ブックマークや閲覧履歴、さらにはパスワードまでもが常に同期されています。
しかし、デスクトップでのブラウジング環境をAndroid上で再現しようとするなら、データの同期だけでは不十分。拡張機能も必要不可欠であり、そこがChromeの至らない点となっています。
デスクトップにおいて、Chromeがこれほど普及しているのは、膨大な拡張機能のエコシステムがあるからです。広告ブロッカー、パスワードマネージャー、ノート作成ツールなど、あらゆるものが手に入ります。
ところが、Android版ではそれらが存在しないため、どこか未完成な印象です。
もちろん、スマートフォンにおいて拡張機能は、デスクトップほど不可欠なものではないかもしれません。私も長い間、自分には必要ないと考えていました。しかし、AndroidスマートフォンでEdgeを試してみて、その考えは変わりました。
いくつかの拡張機能をインストールしてテストしたところ、これまで自分がどれほど損をしていたかに気づかされました。
Edgeの拡張機能はまだベータ版であり、デスクトップ版のライブラリすべてが提供されているわけではありません。しかし、多くのユーザーが頼りにしている主要なものはカバーされています。
拡張機能の追加方法は非常に簡単です。メニューアイコンをタップして「拡張機能」を選択すると、利用可能なアドオンが一覧表示されます。使いたい拡張機能の横にある「入手」をタップし、「追加」を押すだけです。
インストール前には、その拡張機能が要求する権限、特にページの内容や個人データへのアクセス権限について、必ず確認するようにしてください。
「デスクトップ級」の快適さ
EdgeがAndroidで提供している拡張機能は決して多くはありませんが、必要とされるものは確実に見つかるはずです。

たとえば「Dark Reader」は、ダークモードを好む人には最適です。ウェブサイト側にネイティブのダークモードが用意されていなくても、この拡張機能が強制的にダークテーマを適用してくれるため、統一感のある使い心地が得られます。

「Bitwarden Password Manager」も大きな存在です。これがあれば、Microsoftのパスワードマネージャーに依存する必要はありません。ほかのデバイスに保存されているパスワードを同期し、自動入力機能を利用できます。
ほかにも便利なのが「Keepa」です。スマートフォンでショッピングを楽しむ人なら、商品ページに直接、価格履歴のチャートを表示してくれます。値下げや在庫状況の通知設定も可能で、さらに利便性が高まります。

さらに、YouTube動画のスポンサー提供セグメントをスキップできる機能や、ウェブページから直接動画をダウンロードできる拡張機能「FetchV」もあります。
これらはひとつひとつが小さな問題を解決するものですが、それらが組み合わさることで、ブラウジング体験は格段に向上します。 もちろん、これら以外にも試せるアドオンは数多く存在します。
AIと連携機能が実現する次世代の使い心地
Androidで拡張機能をサポートしているブラウザはEdgeだけではありません。しかし、Edgeを際立たせているのは、それ以外の付加機能の充実ぶりです。

たとえば、「コレクション」機能はコンテンツの保存に非常に役立ちます。ページをブックマークしてそのまま忘れてしまう代わりに、ページ、画像、メモを整理されたコレクションとしてグループ化できます。
旅行の計画や製品のリサーチ、特定のトピックの調査などに最適です。

「Drop」機能も大きな利点です。メモやリンク、ファイルをデバイス間で自分宛てに送信できます。ブラウザに組み込まれているため、閲覧中に共有のために別のタブやアプリを開く必要がありません。
また、過小評価されがちですが、標準搭載されている広告ブロック機能も優秀です。設定してすぐに機能するため、広告をブロックするためだけに別の拡張機能を入れる手間が省けます。

そして最後に、Edgeには「Copilot」が搭載されており、多くの機能を追加してくれます。時間の余裕がないときに、長いページを読ませて質問に答えさせたり、トランスクリプト(書き起こし)付きの動画を要約させたりすることも可能です。

もちろんCopilotですから、チャットをしたり、画像を生成したり、ファイルをアップロードして素早くインサイトを得ることもできます。
個人的に一番気に入っているのは、タブを横断して情報をチェックできる点です。 たとえば、5つの異なるタブを開き、それぞれに異なるノートPCのモデルが表示されているとします。
その際、Copilotに「これらすべてを比較して」と頼むだけでいいのです。複数のタブから情報を抽出して、明確な回答を提示してくれます。
多機能性のブラウザを求めているなら「Edge」でしょ!
Androidには優れたChromeの代替ブラウザがいくつもありますが、拡張機能、Copilot、そしてそのほかの便利な機能の数々によって、私の中でEdgeは突出した存在となりました。
正直なところ、ここまで使い続けることになるとは思っていませんでしたが、今では手放せない存在です。
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▼「Edge」をもっと快適に
著者紹介:Pankil Shah
長年のWindowsとAndroidユーザーとして、両方のOSに関する豊富な知識を有し、ハウツーガイドやトラブルシューティングガイドの作成を専門としている。MakeUseOf、GuidingTech、TechWiserなどの評判の高いメディアに1,200本を超える記事を執筆している。
Screenshot: Pankil Shah via Microsoft Edge/Source: Google Play
Original Article: I gave Edge on Android a real chance and it solved my biggest problem with Chrome by MakeUseOf