米国製F-16と仏製ミラージュがウクライナ上空で活躍
- 米国製F-16とフランス製ミラージュ2000
- ロシア軍の攻撃を阻止
- 敵の巡航ミサイルとドローンを撃墜
- ソ連時代の航空機も併用
- 防空において成果を挙げるF-16
- ミラージュ戦闘機も空中目標を撃墜
- SNS上で公開された画像
- ロシア軍が仕掛けたミサイル・ドローン攻撃
- 画像から明らかになった戦闘の様子
- どのようにしてミサイルを撃墜したのか?
- ミラージュによる初の戦果
- 迎撃に用いられたミサイルはどれ?
- 対空ミサイル「MICA」とは?
- ミラージュ2000-5にとっては初のミッション
- 今年2月に供与されたミラージュ
- ルコルニュ国防相のコメント
- フランスで訓練を受けたパイロット
- 切実な防空ニーズ
- ウクライナ支援に消極的なトランプ政権
- 米国製の装備にも劣らない性能
米国製F-16とフランス製ミラージュ2000

ウクライナ空軍のユーリ・イフナト報道官によれば、西側諸国から供与された米国製のF-16戦闘機とフランス製のミラージュ2000-5戦闘機が、ロシア軍を迎え撃つ上で役立っているようだ。
ロシア軍の攻撃を阻止

ウクライナ空軍司令部の通信部門トップでもある同報道官いわく、ウクライナは4月23日から24日にかけての夜間にロシア軍から攻撃を受けたが、こういった戦闘機に乗り込んだパイロットたちが複数のターゲットを撃墜したとのこと。
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敵の巡航ミサイルとドローンを撃墜

同報道官いわく:「F-16とミラージュを操縦するウクライナ軍パイロットたちは本日、目覚ましい戦果を挙げました。10あまりの空中目標を撃墜したのです。その中には巡航ミサイルやシャヘド・ドローンが含まれていました」
ソ連時代の航空機も併用

同報道官はさらに、「ミラージュとF-16のほか、現在も使用されているソ連時代の航空機でも、巡航ミサイルやドローンなど、軌道を飛行する標的を撃墜することができます」と述べた。
防空において成果を挙げるF-16

F-16戦闘機は2024年8月初旬からウクライナの空を守っている。『キーウ・インディペンデント』紙によれば、2024年12月には、ウクライナ空軍のF-16パイロットがロシア軍の発射した巡航ミサイル6発を撃墜するなど、劇的な成果を挙げているとのこと。
ミラージュ戦闘機も空中目標を撃墜

一方、ウクライナに供与されたフランス製のミラージュ2000-5戦闘機も、2025年3月にロシア軍が発射した空中目標を初めて撃墜し、存在感を示した。
SNS上で公開された画像

ウクライナ空軍はロシア軍の巡航ミサイルが撃墜される様子を捉えた画像をSNS上で公開。
画像:Telegram @kpszsu
ロシア軍が仕掛けたミサイル・ドローン攻撃

ウクライナの軍事情報サイト「Militarnyi」によれば、ロシア軍は3月7日に大規模なミサイル・ドローン攻撃を仕掛けたが、ウクライナ軍のミラージュはこれを迎え撃つために出撃したという。
画像から明らかになった戦闘の様子

ウクライナ空軍が公開した画像から、同軍所属のミラージュ2000-5戦闘機2機がロシア軍の発射したミサイルを捕捉し、うち1機のパイロットがこれを撃ち落としたことが明らかになった。
画像:Telegram @kpszsu
どのようにしてミサイルを撃墜したのか?

「Milirarnyi」いわく、「両機はターゲットに対し、コリジョンコースで接近し、先頭機が標的に対してほぼ直角に空対空ミサイルを撃ち込んだ」とのこと。
ミラージュによる初の戦果

同サイトはさらに、「しかし、(ミラージュが発射した)ミサイルの機動性は十分で、90度旋回してターゲットに命中した」と解説した。この事件はウクライナに供与されたフランス製ミラージュ2000-5戦闘機にとって、初の戦果となった。
画像:Telegram @kpszsu
迎撃に用いられたミサイルはどれ?

ロシア軍の巡航ミサイルを迎撃するためにミラージュが発射したミサイルの型番は不明だが、「Militarnyi」はフランス製の対空ミサイル「MICA」だった可能性が高いと見ている。
対空ミサイル「MICA」とは?

製造元のMBDA社によれば、MICAは「戦闘機ラファール用に開発された、最新世代の多目的空対空ミサイルシステム」とのこと。
画像:Wiki Commons By I, Captainm, CC BY-SA 3.0
戦術的な柔軟性

また、「(MICAは)非常に難しい作戦でのニーズを満たすため、類まれな戦術的な柔軟性を備えている」というが、前述の作戦では、90度旋回して目標に突入するという離れ業を見せた。
ミラージュ2000-5にとっては初のミッション

ウクライナ空軍司令部によれば、ロシア軍のミサイル攻撃を迎え撃つためにミラージュ2000-5戦闘機が投入されたのは3月7日が初めてだったという。
今年2月に供与されたミラージュ

フランスのセバスチャン・ルコルニュ国防相が今年2月6日に行ったX投稿によれば、ミラージュ2000-5は今年2月にウクライナに供与されたばかりだったそうだ。
ルコルニュ国防相のコメント

同国防相は当時、「エマニュエル・マクロン大統領は2004年6月6日に、フランス製ミラージュ2000をウクライナに供与すると発表しました。本日、最初の機体がようやくウクライナに届いたのです」とコメントしていた。
フランスで訓練を受けたパイロット

ルコルニュ国防相はさらに、「フランスで数ヵ月にわたって訓練を受けたウクライナ人パイロットが同機に搭乗し、空の防衛に参加することになります」と述べた。
切実な防空ニーズ

「Militarnyi」は当時、フランス製ミラージュ2000-5戦闘機はウクライナの切実な防空ニーズを満たすことができるだろうと伝えた。
ウクライナ支援に消極的なトランプ政権

というのも、ウクライナ支援に消極的なトランプ政権が防空システムを含む装備品の供与を一時的に停止していたためだ。
米国製の装備にも劣らない性能

ウクライナは当初、フランスに対し、ミラージュ2000-5戦闘機12機の供与を求めていた。実際に何機がウクライナに引き渡されたのかは不明だが、米国が支援を渋る中、米国製の装備に代わって防空を担うことができると示す形になった。
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