トランプ大統領に対する「不支持率」:第二次世界大戦以降でワースト2位に
各方面で軋轢を生む大統領

第2期が始まってすぐに次々と大統領令に署名し、就任からわずか3カ月余りで各国との軋轢を生んでいるトランプ大統領。国民からの「不支持率」も歴史的な高さとなっている。
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不支持率は41%

世論調査サイト「538」によると、トランプ大統領就任直後の支持率は49%だった。一方で不支持率も41%と高く、その差はわずか7ポイント強となっていた。
戦後ワースト2位

英紙『テレグラフ』によると、就任直後の支持率と不支持率の差としては第二次世界大戦以降ワースト2位だという。
最下位は自身の第一次政権時

しかも、最下位は2016年、自身の第一次政権時のものだった。当時の支持率は44.6%で、不支持率との差もわずか3.6ポイントだった。オバマ大統領やバイデン大統領のときとは大きな差がある。
大きな支持を集めていたオバマ大統領

たとえば、オバマ大統領は就任直後の支持率が63.3%で不支持率は16.5%だった。その差は46.9ポイントと、トランプ大統領とはまさに桁違いの数字だ。
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バイデン大統領もここまでではなかった

第一次トランプ政権を引き継いだバイデン大統領も、ここまでではなかった。バイデン大統領の就任当初の支持率は53.5%で不支持率は31.7%、その差は21.8ポイントだった。
就任直後にもかかわらず低い数字に

ヴァージニア大学政治学センターのアナリスト、カイル・コンディク氏は『テレグラフ』紙にこう語っている:「いまでこそある程度の蜜月を享受しているトランプ大統領ですが、歴史的に見ればそれでも高い数字とは言えません」
ほかの大統領と比較

それでは、歴代大統領の就任直後の支持率は実際にはどのようなものだったのだろうか。『テレグラフ』紙では1952年以降の大統領について数字を出して比較しているので、チェックしてみよう。
ドワイト・D・アイゼンハワー

就任:1952年
支持率:68.0%
不支持率:7.0%
支持率と不支持率の差:+61ポイント
ジョン・F・ケネディ

就任:1960年
支持率:72.0%
不支持率:6.0%
支持率と不支持率の差:+66ポイント
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リチャード・ニクソン

就任:1968年
支持率:59.0%
不支持率:5.0%
支持率と不支持率の差:+54ポイント
ジミー・カーター

就任:1976年
支持率:66.0%
不支持率:8.0%
支持率と不支持率の差:+58ポイント
ロナルド・レーガン

就任:1980年
支持率:51.0%
不支持率:13.0%
支持率と不支持率の差:+38ポイント
ジョージ・H・W・ブッシュ

就任:1988年
支持率:61.5%
不支持率:12.3%
支持率と不支持率の差:+49.3ポイント
ビル・クリントン

就任:1992年
支持率:54.4%
不支持率:20.3%
支持率と不支持率の差:+34.1ポイント
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ジョージ・W・ブッシュ

就任:2000
支持率:44.9%
不支持率:17.0%
支持率と不支持率の差:+29.9ポイント
バラク・オバマ

就任:2008年
支持率:63.3%
不支持率:16.5%
支持率と不支持率の差:+46.9ポイント
ドナルド・トランプ(1期目)

就任:2016年
支持率:44.6%
不支持率:41.4%
支持率と不支持率の差:+3.2ポイント
ジョー・バイデン

就任:2020年
支持率:53.5%
不支持率:31.7%
支持率と不支持率の差:+21.8ポイント
ドナルド・トランプ(2期目)

就任:2024
支持率:49.8%
不支持率:42.8%
支持率と不支持率の差:+7ポイント
数字から分かることは?

こういった数字からは、近年の大統領の方が就任直後の支持率が高くなりがちなことがわかる。だが、そういった傾向に対してトランプ大統領はまったく異質で、分極化が進む昨今のアメリカ政治を象徴していると言えるだろう。
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