50代「やめたらラクになったこと」3つ。暮らしや気持ちの変化に合わせ、思い込みを手放す
生活の変化に合わせて家事の方法や持ちものを見直したことで、自分の時間が増えるなど暮らしが好転した事例を紹介します。整理収納コンサルタント・須藤昌子さん(50代)のケースです。ここでは、須藤さんが実際に見直してラクになったと感じること3つについて語ります。

思い込みを手放して、暮らしをラクに!
【実際の写真】2階の掃除に役立つアイテム
1:掃除は完璧を目指さず、「ほどほどにキレイ」でOK

自分のラクと時間を手に入れるため、掃除も工夫
時間はすべての人の平等に与えられているのに、自分の時間は家事や仕事、介護など、いろいろなことに追われて、あっという間に過ぎてしまうと感じた事はありませんか? 私も、気づけば夕方になってしまい、「今日も自分の時間をつくれなかった…」と悩むことが多くなっていました。
そんなとき、悩みを解決するために考えたのが、家族が寝ている間に家事の大半を終わらせてしまう方法です。
そのひとつが床掃除。家族が寝ている間にすませてしまいたいので、個別の居室がある2Fのフローリングは、音の出る掃除機ではなく、静かに掃除のできるモップを使うようにしています。
本当は、掃除機の方がよりキレイになるのかもしれませんが、スルスルっと床を滑らせるだけで終わるモップでの掃除は、とてもラクなんです。私が目指すのは「完璧なキレイ」ではなく「ほどほどにキレイになり、自分の時間をつくること」。なので、「これでよし」と決めています。
「家事をきちんとこなすのが、ちゃんとした主婦」といったイメージにしばられて、できない自分に落胆するよりも、私は自分ができることを「これでよし」と認めることが、大事だと思っています。
2:個別の食器を使うのをやめて、準備をスムーズに

家族で同じ食器を使えば、悩まず準備できる
実家の習慣が元で、結婚後も個別のお箸、ご飯茶碗、汁椀を用意していました。それを、家族で同じ食器を使うように変えました。
子どもが小さい頃は、割れにくい食器や持ちやすい小さなサイズの食器を用意して使う必要もありましたが、子どもが大きくなったあるとき、「食器を使い分ける意味ってあるのかな?」という疑問がわきました。わざわざ、それぞれ専用の食器やお箸を探して取り出すことが、非常に面倒に感じるようになったのです。
このできごとは、無駄な行動をやめて効率よく動き、自分の体力を温存したいという気持ちの表れかなとも感じます。省いても問題ないものやことは、たくさんあると思いますので、自分がラクになるためにも、そういった不要な習慣や思い込みは手放していけたらいいと思っています。
3:「定番」を決めて、悩む時間と苦痛を手放す

定番を決めて、ほかのことに時間を使えるように
ドラッグストアやスーパーに行くと、さまざまな用途やデザインのシャンプー・コンディショナーが売られていますよね。そういったものを見ているのはとても楽しいですが、そのなかで、自分に合うものを探すとなると体力を使うし、至難の業だなと感じます。
以前の私は、選ぶことも楽しくて、小さなボトルを買って試して、合わなかったら次に使いたいアイテムを買って…と、いろいろなものを試すこと自体を楽しんでいました。ですが、今は違うんです。それはきっと、「ものの価値のおきどころ」が変わったということなのでしょうね。
今は、いろいろ選んで楽しむことよりも、悩む苦痛を手放して、定番の無難なものに決めて、そこでできた余裕を、本を読んだり、趣味を楽しんだり、運動したりすることに使いたいという気持ちの変化なのでしょう。
日々、考え方は変わっていくもの。その変化に敏感になり、新しい自分に合わせた暮らし方ができると、もっと自分をラクにしてあげられるのかなと思います。