片付けで理想の「靴箱」をつくるコツ。無理なく整えることで後悔やリバウンドを防ぐ
片付けサービスは予約開始1分で満席、これまで3400人もの家を片付けた、おうち片付け専門家の香村薫さん。そんな香村さんが普段は有料で提供している「書き出す片づけ」は、片付けが苦手、リバウンドを繰り返す、忙しい…そんな人にこそぴったりのメソッドです。必要なものはなんとペンとノートのみ! 今回は片付けの基本を学ぶのにちょうどいい「靴の片付け」メソッドをご紹介します。

おうち片付け専門家の香村薫さん
【写真】すっきり片付いた靴箱
収納の基本は、片付けやすい「靴」で学ぶ
片付けで大切なことは、自分にとって本当に必要なものを見きわめて残すものを決めること。その基本を学ぶのに、おしゃれというあいまいな側面と、履きやすさなどの実用的な側面をあわせもつ「靴の片付け」はぴったりです。
まずは、靴に対するこだわりを文章化してみましょう。そのこだわりと使用頻度によって、必要なものを明確にしていきます。ただし、この振り分けにとらわれる必要はありません。しばらく履いていなくても、どうしても手放したくないと思えるものは判断を保留して手元に残してもOK。
また、普段履かないけれど残しておきたい靴は、靴箱以外の収納もあり。無理なく整えることで、後悔やリバウンドを防ぐ片付けが身につきます。
<ステップ1>ゴールを決める
理想の靴の収納方法やラインナップをイメージ。具体性、実現性はまだなくても大丈夫です。
●1:写真を撮る
写真を撮って、現状の靴の数と傾向を把握しましょう。下駄や長靴などもお忘れなく!
●2:靴のこだわりをチェックする

靴のこだわりを、見た目や機能性、価格など、多方面から見つめ直して。残すべき、本当に必要な靴を見つけるための手がかりになります。
●3:チェックしたこだわりを文章化する
チェックした内容を言葉にしましょう。「きちんと感のある靴が好き。子どもと走り回れ
るスニーカーも必要」など、靴への思いが見えてきます。
<ステップ2>配置図を描く
靴へのこだわりがわかったら、なにを残してどう収納するか、一足ずつ向き合いましょう。
●1:もっている靴をすべて書き出し残すものを決める

(1)価値観に合う靴に丸をつける→(2)1年以内に履いた靴に丸をつける→(3)両方チェックがついた靴を残す
使用シーンを書いたあと、ステップ1で考えた価値観に合うか、1年以内に履いたかを確認。両方当てはまったものは残す靴。片方しか当てはまらなくても、迷うなら残してOK。チェックがつかなかった靴は考え直しを。
●2:靴箱内の配置図を描く

よく履く靴は、腰の高さより少し上の、手に取りやすいゴールデンゾーンに収納。気に入っているけれどなんとなく履いていなかった靴も、ここに置いて登場回数を増やしてみてください。
<ポイント:使用頻度の低い靴は別の場所に移動>
浴衣のときに履く下駄は、浴衣と一緒に収納してもよし。そのほか、アウトドア用のブーツはキャンプ用品とまとめて別の場所に置いても大丈夫です。
<ポイント:ぎゅうぎゅうはNG!余裕のある収納に>
靴箱にしまいづらいほどぎゅうぎゅうだと、靴が玄関に脱ぎっぱなしになる確率が上がります。靴箱の片づけは、“しまいやすさ”がかなり重要です。
<ステップ3>片付ける

片付けで理想の「靴箱」をつくるコツ。無理なく整えることで後悔やリバウンドを防ぐ
いよいよ手を動かして収納スタート。靴をすべて出し、靴箱の掃除もついでにどうぞ。
●配置図のとおりに収納する
よく履く靴、シーンを選ぶ靴、頻度は少ないけれど必ず履く靴など、配置図のとおりに収納。靴のかかとの減り具合なども一緒に確認し、メンテナンスの見直しも行いましょう。
<ポイント:どうしても置く場所がない場合はベランダへ>
入りきらない靴はベランダなどほかの場所へ。頑丈なボックスに入れ、ときどき空気を当てて。それでも出番が少ないのならば、手放す検討を。
<ポイント:まずは自分の靴からでOK!余裕があれば家族分も>
靴箱は家族の共有スペースだけれど、まずは自分の靴だけすっきりさせればよし。それを見て、家族も片づけに積極的になるかも!?
※ この記事は『書き出すだけで家が整う おうち片づけノート』(扶桑社刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。