広中、真骨頂の粘り=どん底から過去最高位―世界陸上

女子1万メートルで6位入賞し、笑顔の広中璃梨佳=13日、東京・国立競技場
女子1万メートルの広中は、7位だった前回大会を上回る6位入賞。五輪、世界選手権を通じて過去最高成績に、「この25周が楽しかった、と本当に心から思える試合だった」と笑顔がはじけた。
序盤は先頭でレースを引っ張った。ペースが徐々に上がり始めた中盤に順位を落としたが、ここからが真骨頂。持ち前の粘りを発揮し、最終盤で順位を上げた。

女子1万メートル決勝、力走する広中璃梨佳(右)=13日、東京・国立競技場
昨年は膝のけがに苦しんでパリ五輪出場を逃し、失意のどん底に落ちた。もう一度、はい上がるための励みとなったのが自国開催の世界選手権。高地トレーニングを4度行うなど、納得のいく練習を重ねて世界の舞台に帰ってきた。

女子1万メートル決勝、力走する広中璃梨佳(右)=13日、東京・国立競技場
「今の自分の位置はどうだろうと不安もあったが、入賞できた。全てを出せたので、5000メートルも切り替えて頑張る」。18日の5000メートル予選にも期待が膨らんだ。

女子1万メートル決勝、6位でゴールした広中璃梨佳=13日、東京・国立競技場